第81松 おそ松side ページ47
という事で
おそ松「…!いらっしゃいませ!」
一旦パチンコや競馬を行くのを辞めて、バイトを始めた。
おそ松「えっと醤油ラーメンがおひとつと、味噌ラーメンが二つですね〜…」
ずーっと働きもせずに毎日ダラダラしてたから、バイトなんて正直全然慣れない。
大将「クラァ松野!早く運べお客さん待ってるぞ!」
おそ松「はいいすみません…!」
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客1「頼んでないですけど?」
おそ松「えっ…?」
客2「すいませーん、唐揚げまだですかー?」
おそ松「ああはいただいま…!」
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おそ松「お、お待たせしまし…うわああっ…!」
バリーーンッッ…!!!
客3「うわああ熱っ…!」
おそ松「すみません拭きます…!」
先輩社員「ちょっと何やってんだ君は…!申し訳ありません…。」
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おそ松「はぁ…ゼェ…ゼェ…」
もう散々だったぁぁ…。あぁもう泣きたいよぉ…疲れたしぃ…バイトってこんな難しいの…?こんな怒られるの…?
おそ松「俺やっぱり働かない方が良かったのかな…」
大将「ほらよ。」
休憩室でぐったりしていると、大将が近くに器を置いた。
大将「まかないだ。食ってまた頑張れ。」
おそ松「あ¨り¨がどう¨ござい¨ま¨ず…グスッ…」
出してくれたまかないは、店が推している醤油ラーメン。湯気と共にコクのある匂いが漂ってくる。
おそ松「…美味っ…。」
大将「へへ、だろ?」
疲れきった体に醤油のコクがあるスープ、もちもちでのどごしがツルツルといける麺がじんわりと癒していく。
温かくてほっと一息つく味だった。
大将「まだ入ったばっかだし、失敗ばかりなのは当たり前だ。
いっぱい失敗して怒られて、それで仕事ってのは学んでいくんだ。」
おそ松「はい…。」
大将「それ食ったらまた午後からも頼むぞ?」
大将は俺の背中をポンッと叩くと、厨房へ戻っていった。
こんな俺がバイトなんてな…。これもAと出会わなかったらしようとは思わなかったかもな…。
逆バレンタインってやつの為と、貸しを返す為に始めただけだけど
おそ松「いらっしゃいませ!」
頑張って働くって事も、いい経験にはなるよな…?
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たけまな(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます檸檬さん!そんな事ないですよ可愛らしく描いて頂けて嬉しいです!本当にありがとうございました!(≧∇≦) (2021年1月10日 21時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - https://d.kuku.lu/63406ab7df (2021年1月10日 20時) (レス) id: de6963a5ac (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 夢主ちゃん描けました!下手です、すみません… (2021年1月10日 20時) (レス) id: de6963a5ac (このIDを非表示/違反報告)
たけまな(プロフ) - 檸檬さん» 明けましておめでとうございます檸檬さん、いつも読んで頂き本当ありがとうございます!わぁありがとうございます、嬉しいです!(≧∇≦)夢主ちゃんを描いて下さるんですか?是非お願い致します、光栄です!(≧∇≦) (2021年1月9日 14時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - だいぶ遅れたのですが、あけましておめでとうございます。今年も小説楽しませていただきます!そしてご結婚おめでとうございます!お幸せに!あと、夢主ちゃんのイラストを描いてもよろしいでしょうか……?これからも頑張ってください! (2021年1月9日 11時) (レス) id: de6963a5ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たけまな | 作成日時:2020年12月17日 16時