＝６滴＝ ページ6
「もぅうっ。ママのばかっ。」
光さんはクスクスと笑って
まだ、呆然としてる涼介に
「涼介君もよろしくね。」
涼介は、ハッとして戻って来て
「はいっ。慧ちゃんの事俺も守ります。
可愛い兄ちゃんでも姉ちゃんでも
慧ちゃんにかわりはないですから。」
って、爽やかに笑って
俺には真顔で
「んで、何で兄貴は驚いてねーの？」
「あ〜、俺はさっき制服試着してんの見てさ。
そんで、理由聞いた。」
「ずっりぃ〜。兄貴なんだよ。
先に慧ちゃんの制服姿見たのかよっ。」
「うっせーなっ。慧ちゃんとか
馴れ馴れしく呼んでんなよお前っ。
な、慧。」
「っんだよっ。兄貴も慧とか呼んでんなよっ。
俺の姉ちゃんだぞっ。」
「うっせーなっ。俺の妹だっ。」
っと、見苦しい兄弟ゲンカに
光さんも慧もクスクス楽しそうに笑って
光さんが
「宏太さん。本当に家族にしてくれて
ありがとう。お家にたくさんの声があるって
素敵ね。・・ね、慧。」
「ん。ありがとう、宏太さん。」
親父はデレデレ照れくさそうに
「いや〜、こちらこそありがとうだよ。
こんなむさ苦しい男所帯に来てくれて。
向日葵とスミレが咲いたみたいに
甘く明るくなりました。ふふ・・。」
親父は慧を見つめて
「その・・慧ちゃん。
俺の事、宏太さんじゃなくてパパって
呼んでね？」
涼介が「チッ。」っとデカい舌打ちをして
「親父、キモイぞ。何がパパだよ。
パパって面かよっ。ったくさ〜〜。」
と、悪態をつきながら
慧には、キラキラした笑顔で
「あ、慧ちゃん。
俺の事、涼って呼んでいいからね。
よろしくな、姉ちゃん。」
って、俺を押し退けて、慧の手を握り
キラキラ笑顔で慧にウィンクする。
俺は涼介の腕にチョップをおみまいし
「はい、そこ〜。
気安く触らな〜〜いっっ。」
「イッテ―なっ。
うるせーよ、兄貴。お前は慧ちゃんの何なんだっ。」
「俺？俺は、慧のナイト。
ナイトですけど、何か？？」
「うっわっ。マジ、きめぇー。
親父も兄貴もキモくて、マジありえんっ。
俺、風呂入ろっ。」
ガタッと席を立って
「じゃ、慧ちゃん、またね。」
っといつもと違う王子スマイルを残して
涼介はリビングを出て行った。
俺は慧に、笑いながら
「ごめんな。涼介あんな見た目で
超口わりーんだ。黙ってりゃー
キラキラ王子なんだけどさ〜〜。
気分屋だし、我が儘な奴だけど＿＿＿。」
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あひる☆(プロフ) - あなちゃんさん» 体育祭、お疲れ様でしたぁぁぁ〜〜！！なに、なに、なんの競技に出たの？？足早い？おべんとー美味しかった？ (2017年10月9日 11時) (
レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさん、本当にここまで来て下すってコメントも書いて下すって・・ありがとうございます！！あひる☆でした！！長文でごめんなさい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そうですよねぇ〜。夢小説書けばいいんですよねぇ。でも！！伊野尾さんで書いてしまってます、何なら他のお話しで山田さんも高木さんも原型留めてないんです〜。うふふ。あ！メロメロな設定って分かって下すって嬉しい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そして、あさん、原型を留めてないのは、仰る通りです。だって、あひる☆思ってる伊野尾さんですので。ハッキリ言って、見た目大好き。だから書いてます。うふふ(´艸｀*)もう、あさんも、なんだかんだ言って読んで下すってるので、愛感じてます。ぁぃ(｡･ω･｡)ﾉ (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさんっ！４コメントもありがとうございます！！厳しいご意見真摯に受け止めまして、精進していきます！！と、言いながら・・たぶんまた、この様な伊野尾さんを書いてしますと思います。すみません。つづく。 (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年9月27日 11時
