＝７滴＝ ページ7
「気分屋だし、我が儘な奴だけど
よろしくな。」
「ぅん。うふふ・・たのしー弟が出来て
あたし、とってもうれしーよ。」
「そっか？」
って、フッとテーブルの前の
親父と光さんを見ると・・・
何か親父・・デレデレして
光さんとイチャイチャ。
俺は、慧の手をキュッと握って
「そろそろ、２階行こーか。」
「ん・・と、でも。」
「ほら、いーから・・行こうぜ。」
俺は慧の手を引いて２階に上がった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
部屋の前で、慧に
「あ〜っと、家の中は一通り説明したから
平気だよな？」
「あ、ぅん、だいじょうぶ。」
「それでさ・・今からつーか、明日から
慧が２階の洗面所使えよ？
トイレもさ、２階慧専用で使っていいし。
俺と涼介は、１階の使うからさ。」
「んっと、いいの・・？」
「ああ、いいよ。何か洗面所に置きたいもんとか
あんだろ？女子ならさ。」
「ぅん、ありがとぅ・・雄也くん。」
「いーえ。俺はそんな洗面所居ねーけど。
なんとなくさ。な。」
「ぅん。嬉しいほんとーにありがとう。
気遣ってくれて。なんか女の子みたいっ。」
「いや、いや。女の子だから、慧。」
「あ、そうだった。んふふ。」
「涼介にも言っとくからさ。」
「うん。」
「でさ、明日学校一緒に行こうな。案内してやるから。
で、涼介は同じ学校の中等部の３年だから。」
「へぇ〜、そうなんだっ。」
「ああ。じゃ、何かあったら
左のドアが俺の部屋だから、呼んで？」
左が俺で、真ん中が慧、右が涼介
って、３つドアが並んでる。
・・真ん中に慧って、
何か、俺達兄弟、悶々としねーかな？？
慧は、頬を染めて
「ぅん、ありがとー。」って言う。
そうじゃなくても・・
何か甘いフェロモン？？みてーなのが
フワフワ出てんのに・・。
もじもじすんと、もっと甘く強く香るな。
そりゃ〜変な奴寄って来るわ・・こりゃ。
明日、大変だな・・。
クラスどーなるか・・
俺のクラスに来ねぇーと
守りにきーな、マジ。
俺は、部屋の前でもじもじしてる慧に
そっと近付いて
頭をポンっと撫でて
「おやすみ。ゆっくり寝ろよ。」
「ん。ありがと・・。
あの・・その・・雄也くん・・。」
「ん?何・・？」
「んーん・・なんでもないの・・。
おやすみなさい。」
「あ、慧。鍵掛けて寝ろよ。
寝ぼけて慧の部屋入ったらヤベェから。」
「ぅん・・わかったぁ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 507人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あひる☆(プロフ) - あなちゃんさん» 体育祭、お疲れ様でしたぁぁぁ〜〜！！なに、なに、なんの競技に出たの？？足早い？おべんとー美味しかった？ (2017年10月9日 11時) (
レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさん、本当にここまで来て下すってコメントも書いて下すって・・ありがとうございます！！あひる☆でした！！長文でごめんなさい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そうですよねぇ〜。夢小説書けばいいんですよねぇ。でも！！伊野尾さんで書いてしまってます、何なら他のお話しで山田さんも高木さんも原型留めてないんです〜。うふふ。あ！メロメロな設定って分かって下すって嬉しい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そして、あさん、原型を留めてないのは、仰る通りです。だって、あひる☆思ってる伊野尾さんですので。ハッキリ言って、見た目大好き。だから書いてます。うふふ(´艸｀*)もう、あさんも、なんだかんだ言って読んで下すってるので、愛感じてます。ぁぃ(｡･ω･｡)ﾉ (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさんっ！４コメントもありがとうございます！！厳しいご意見真摯に受け止めまして、精進していきます！！と、言いながら・・たぶんまた、この様な伊野尾さんを書いてしますと思います。すみません。つづく。 (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年9月27日 11時
