パン６８個 ページ18
「すいません、生もう一つ
...それでキスって？」
「チウしないの...？」
「、......」
デンジくんの焦りが手に取るように分かる
ここでそう言えばデンジくんはマキマさんの事が好きだったと言うことを思い出す。
...おやぁ？デンジくん、キミは好きな人がいるにも関わらず他の人と初キッスを終わらせるつもりだったのかい？
いやまぁ悪い...事ではないとは思うけど、ホントにそれで良かったの？...まぁデンジくんがいいならいっか
しかしこのままは些か居心地が悪いので助け舟を出そう！
『あの、マキマさん、お久しぶりですっ』
「Aちゃん、久しぶり。嬉しいな、私のこと覚えててくれたんだ」
『はいっ！マキマさん、とっても大人っぽくて...それにお兄ちゃんの上司さんですし！』
「おいA...」
「ふふっ、私もAちゃんの事覚えてたよ。すごく可愛い子だなって思ってたから。
今日Aちゃんが急遽来ることになったってアキラくんから聞いて、私楽しみだったんだ」
『わぁ...嬉しいですっ』
普通に嬉しいっ
マキマさんみたいな人に覚えて貰えてた事や、可愛いって言って貰えたこと、それにまた会えたことやいろいろ
そしてキスのことから話が逸れたからかデンジくんも動き出した
「マキマさん！俺さぁ！銃の悪魔のなんちゃら拾いましたよ！」
「うん聞いたよ。デンジ君はすごいね」
「前までこんな早いペースで肉片を持つ悪魔は現れませんでした
この間のデンジを狙った悪魔といい...」
「A〜、ちょっとコベちゃん達の方行こうか」
「おいで〜Aちゃん」
「い、一緒にお話しましょ...！」
少しばかり仕事の話になり、私は聞く訳にもいかないのでコベニさんたちの方へいそいそと移動。パワーちゃんも向かいの席から顔を出し、束の間の女子(？)トークとなった
「告白とかはどうなの？」
『...えっと、小中と今を合わせて四回程...？』
「わっ...！」
「うそー！？」
「A！刺身食うか！？」
何気に向こう側の視線を感じたが、こっちはこっちで楽しいのでおしゃべりを続けていた。
次にマキマさんたちの方を見ると姫野さんやアキさんが机に突っ伏していた
＊
さぁこっからどうしよう！！！
ゲロキス！！！！
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柏餅 - まじで神すぎます！楽しみにしています!!! (11月25日 11時) (
レス) @page21 id: c21f6abdfc (このIDを非表示/違反報告)
小吉0927(プロフ) - とても面白いです！応援してます！ (5月14日 19時) (レス) id: 22a83ef8de (このIDを非表示/違反報告)
時茶豆 - お話すごく素敵で大好きです！作品楽しみにしてます！！！ (2023年1月11日 21時) (レス) @page10 id: 4cf5162543 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - なにこの小説めっちゃ好き (2023年1月11日 20時) (レス) @page9 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - はあ…好きです……毎日パン作るので結婚してください… (2023年1月5日 18時) (レス) @page8 id: 375689edf5 (このIDを非表示/違反報告)
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