紅十八葉 ページ19
【クラスプ】...説明が難しいんだけど、簡単に言ったら金属でできた留め具みたいなもの。
ここでは夢野幻太郎が書生の格好をしてる時に胸元につけているあの金色のやつを想像してください。(伝われ)
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『っ...うん、でも、せめて...
”心”だけでも側に...
って、なんか恥ずかしいなっ...で、でもコレ見て時々私のこと思い出してっ!』
「...えぇ、もちろんです。
...A」
『ん?』
幻太郎はAの名前をゆっくり呼ぶと、指切りの形で手を前に出した
「...約束です。
小生は必ず...あなたを彼処から助け出します、絶対に。...
絶対にあなたを、彼処から...」
Aはそう幻太郎が告げる真剣な眼差しを見て、ゆっくりと小指を絡めた
『うん...ありがとう、幻太郎
でも、でもね?幻太郎。
それだけに囚われないで...例えもし私のこと助けられなくても自分を責めないで。
結果はどうだっていいの。
大切なのは、それを実行しようとした”幻太郎の意志”だから...ね?
私はそれだけで嬉しいから!』
「...絶対です。っ必ず」
『うんっ...』
紅く...彩る紅葉の木の下_______...
『迎えに行く』
そう交わされた約束はどうなるのか_______...
to be continue...?→→→
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