忍者35 ページ37
急なAの行動に数馬はバランスを崩す。
「ぉっと...!?
?...Aさん?」
その行動に疑問を持ちAの名前を呼ぶ数馬。
しかしAは少し警戒するような声で一言
『危ない』
と言った。
「えっ?」
まだよく分からない数馬。
Aは床に指さしながら
『そこ...』
と言う。
「?...」
数馬は不思議に思い、ソッ…っと床に足を触れると...
パカッ
「!?」
作法委員会が仕掛けたと思われるカラクリの落とし穴があった。
\こんなとこに仕掛けるなんてさすが忍者!/
Aは安堵しながら話し始める。
『やっぱり!
またカラクリがあった!』
「...」
数馬はカラクリがあったことに唖然として開いた口が閉まらない。
とても驚いてもいるからだ。
だが、何より...
数馬は目を輝かしながらたった一言...
「すごい...!」
と、Aに尊敬の目を向けていた。
カラクリがあるなど微塵も分からなかったのに、それをAがすぐに見破ったからだ。
しかしAはそんな視線に全く気付かず、数馬の安否を確認をする。
『あ、怪我ない...!?
ごめん、強く引っ張りすぎたり...!?肩とか抜けてたら...!!」
そんな事ないわよ奥さん((
数馬はそれよりもAに聞きたいことがたくさんあるようだ。
「A先輩、大丈夫です!ありがとうございます!!
それより、すごいですっA先輩!先輩のお陰で怪我をせずにすみました!!
それに!どうしてここにカラクリがあるって分かったんですか!?」
数馬は勢いあまってAの手を握る
『あ...!?』
あまり体制(ないこともないが)が無いAにとっては中々な出来事
だが数馬は離さない。
けど...Aも悪い気もしない。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 面白いです!(∩´∀`∩) (2023年2月13日 10時) (レス) @page49 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - 続編、ワンダホーイ!!!!(・д・ = ・д・) (2023年1月12日 1時) (レス) @page49 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
にゃび - 続きが早く読みたい (2021年8月8日 5時) (レス) id: 017fff44c1 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - モコナさん» ありがとうございます!ぜひ読ませて頂きます!これからもよろしくお願いします! (2020年2月5日 22時) (レス) id: 2ed1be5e34 (このIDを非表示/違反報告)
モコナ(プロフ) - 桜さん» こんにちは!作品読ませていただきました!とても面白いです!更新頑張って下さい!後今「忍術学園の女の子」を書いてます!是非読んでください! (2020年2月5日 21時) (レス) id: 238aca14d7 (このIDを非表示/違反報告)
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