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大惨事 ページ8

飛び降りる事に関しては、何の恐怖も抱きませんでした。

それどころか、安心さえしていました。

ドンッ!という鈍い音がした後、私の体から力が抜けていき、血が出てきました。

、、、、、痛みは、感じませんでした。

その後、私の意識は途絶え、次に目を覚ました時には病室にいました。

私が目を覚ました事に気付いた看護師さんはすぐにお医者さんを呼びに行きました。

一人になったかな?と思った瞬間、私に何かが突撃してきて少し驚きました。

だって、創が思いっきり私を抱きしめていたのですから。

私に抱きついたまま泣きじゃくる創の背中をさすりながら病室を見ると、親戚が勢揃いしていました。

、、、、、皆さん、泣いていました。

、、、、、しかし、その中に両親はいませんでした。

その後、お医者さんが来て、お医者さんと一対一になった時、お医者さんは私に言いました。

「今回は打ち所がよく、奇跡的に助かりましたけど、もう少しで貴方は死 ぬ処でしたよ?」

と、それに対し、私は、

「どうして、あのまま死 なせてくれなかったのか?」

と言いました。

お医者さんはそれには答えず私にカウンセラーを薦めて来ました。

けれど私は断りました。

それから、2ヶ月たち、私は退院しました。

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作者名:真鈴 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月9日 22時

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