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どうして、、? ページ11

3年生の十月ごろ、まぁ、そろそろ進路を決めなければいけない時期ですよね。

クラスの子達がどんどん進路を決めていく中私は、、、迷っていました。

「私は何がしたいんだろう?」「決めたとしても両親は許してくれるだろうか?」

という思いが常に私の中にありました。

両親の望むとおりにしなければいけないのならば、それこそ有名な進学校に行かなければいけないでしょう。

、、けれど私は、あの日見たライブが忘れられません。

とても、きらきらしていて、一瞬だけでも

「私もあんな風になりたい!」

と、思ってしまったんです。

ここまで言ったらもうわかったかもしれませんが、私は「アイドル」になりたい。と思いました。

以前、先生に進路について聞かれたので、その事を伝えたんです。

、、頑張ったんです。なのに、

「お前には無理だ。」

これだけでかたずけられてしまいました。

私の人生は、私の物ではないんです。

いつだって私は自分の意思で自分の事を決めれたことなんてありません。

すべて親の指示に従っていました。だってそうしないと、、、褒めてくれません。

まぁ、褒められたことなんて一度もありませんが。

きっと私は「河瀬アクアの人生」を演じさせられているお人形なんです。




次は、私が絶対にアイドルになる!と決心した時の話をしましょうか。

決心→←何かが変わる



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作者名:真鈴 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月9日 22時

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