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『着いたー、』


車を降りて洸の待つ病室に向かう。


ちなみに手に持った今日のお土産は洸とよく遊びに行ったお店のクッキー。

洸は昔から甘いものが好きだったなー、なんて思いながら、廊下を歩く。


隣を歩く御幸はどこか真剣な面持ちで、こういう顔もするんだ、と彼の新しい一面を見た気がした。



『洸、みんなで来たよ。』

病室のドアを開ければ窓の外を見てた彼が振り返る。


「A、」

嬉しそうにそう言って笑った後、


「洸、わたしも来たのよ。」
「…失礼します。」

後ろにいた2人が挨拶をする。



「久しぶり、源次郎。」

彼が源ちゃんにわたしの時のように優しく微笑みかける。

「…っ、あんた本当に、」

目が覚めてよかった、と源ちゃんは人の目を気にせず泣き始める。


ずっと一緒にいたんだもん、彼の意識が戻って源ちゃんだって相当嬉しいはずだ。


抱きついて泣き出した源ちゃんに若干苦笑いしながら、洸はその背中を優しく叩く。




そして、

「君は、」

洸の視線が一也に向く。


「はじめまして、御幸一也といいます。」

「御幸くん、あぁそういうことか。Aの彼氏くん、ね。」


彼氏、という響きに自然と頰が緩む。


「君のことはAからいつも聞いてるよ。」

そう言うと洸はわたしを見て笑顔を見せる。





それから暫く雑談をして、


「なんか飲み物飲みたくなってきたわ。」

ふと源ちゃんがそう言う。


『そういや、確か下でコーヒー売ってたよね?』

「じゃあ私買ってこようかしら。A、あんたもついてきて。」


源ちゃんにそう言われ、私達は病室に一也を残して部屋をを出た。


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ココア - 降谷くん好きなんですねー!分かります!先輩の…(省略しました!すみません!)で降谷くんのかっこよさが引き立ってますもん!どちらも頑張ってください! (2017年8月7日 22時) (レス) id: 97c48ff0e2 (このIDを非表示/違反報告)
ややか(プロフ) - ココアさん» ありがとうございます!御幸がお好きなんですね、かっこいいですよね!私もみんな好きですが、推しは降谷くんですねー^_^ (2017年8月7日 9時) (レス) id: 7523ab0653 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - 最近、先輩の恋の相手くらいならしてあげてもいいですけどが更新されているのですごい嬉しいです!イイタイコトガアルの方も頑張ってください!ちなみに私は御幸くん推しです!みんな好きですけど///(笑)ややかさんは誰推しですか??教えてもらえたら嬉しいです! (2017年8月6日 10時) (レス) id: 97c48ff0e2 (このIDを非表示/違反報告)
ややか(プロフ) - ココアさん» 待っていてくださったんですね!ありがとうございます!思いの通じ合った二人がこれからどうなっていくのか、見守っていってくださると嬉しいです^ ^完結まで、満足していただけるよう頑張りますのでよろしくお願いします! (2017年7月14日 15時) (レス) id: 7523ab0653 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - 更新ありがとうございます!ややかさん待っていました!わぁぁ!!やっと思いが伝わった!!なんか私まで涙が出そうになりました!きょうもドキドキさせていただきました!これからの話も楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年7月13日 22時) (レス) id: ec06966524 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ややか | 作成日時:2017年6月17日 7時

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