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俺もメンディーも階段を駆けあげて上へ向かった
隆二 「2人の揉め事になんでAが巻き込まれたの？」
メンディー「駒野さんが、ダンベル置いてあるラックに突き飛ばされてダンベルが上から落下してきそうなとこを…」
隆二 「Aが庇ったってこと？」
メンディー「そうっす！」
隆二 「まじか…2人は何ともないの？」
メンディー「はい。被害を受けたのは白嶺さんだけで、周りのお客さんも平気っす」
ダンベルは2キロから5キロまでの色々な重さのやつがラックに置かれてる。
基本、男の人しかダンベルは使わないから
男性の身長に合わせて上の方に置いてあるんだよな…
ダンベルの置く場所変えるか。
せめて落ちても平気な下の方にするとか、、
隆二 「A！！」
上に着いてスタッフルームに入り華奢な背中に声をかける。
振り返ったAは右目が酷く腫れていて
普段は大きな目が全然開いていない
AKIRA 「お！隆二！！ちょっと白嶺ちゃん頼む！」
隆二 「はい！ お前、目の骨折れてんじゃね？これ？」
A 「今市さん…
ここ、4キロのダンベルが当たっちゃったの…笑」
喋るだけで目の痛さに響くのか、とても辛そうに笑うA
メンディー「俺、敬浩さんのとこ行って2人の状況見てきます！」
隆二 「よろしく！」
真波 「今市さん！持ってきました！
……ってA！？大丈夫なの！？その目！？」
A 「真波ちゃんお客さんいるから静かに笑」
真波 「ごめーん」
真波ちゃんから氷嚢を受け取り
とりあえず腫れているとこを冷やさせる。
骨折じゃなきゃいいけど、、
隆二 「とりあえず事務所行こう。
重留さん、伶菜ちゃんにこの事伝えて暇だったら事務所まで来てもらえるように聞いてくれるかな？」
真波 「了解です！」
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作者名：emirin | 作成日時：2016年10月27日 7時
