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重留さんに伶菜ちゃんを呼んできて貰い、
事務所に向かおうと歩くが
壁に片手をかけゆっくりと歩くA







隆二 「目、見えてんの?」






A 「右は全然見えない…
ぶつかった拍子にコンタクトも外れちゃって…」






隆二 「まじか、ヤバイだろそれ…」





Aはすごい目が悪いというわけではないけど
コンタクト外したらいつもより見えないし片目だしで

これじゃ歩くの怖いんじゃないかと思い、Aの前にしゃがみ込む








隆二 「階段あるからおぶってやるよ」







A 「恥ずかしいから大丈夫です…」





隆二 「その顔の方が恥ずかしいから
おんぶしても恥ずかしさ変わんねえって笑」






A 「ひどいですね…笑」





お客さんに見られるのが恥ずかしいのか
躊躇してたけど、すぐに俺の背中に乗ってきた






隆二 「よいしょ って、軽っ!笑」






A 「昨日体重測ったら40きってました…」





隆二 「えー、もっと食べなきゃだね。」





女性の場合はホルモンの事があったりするから
ある程度の脂肪は必要になる





Aの場合、ガリガリすぎ



40キロないって、、、笑





A 「そうですね、高カロリーのもの一緒に食べに行きません?」





隆二 「珍しいね、Aちゃんからご飯誘うの。
目が良くなったら行こうな」






A 「何食べようかなあ〜 やっぱから揚げ?」







Aばっかり被害受けてるのに
それを感じさせないゆるい雰囲気。





無理してんだろうな…




ぜってー痛えもん






直己 「仲がいい事で…
白嶺さん!大丈夫!? って…すごいねソレ」





A 「あはは、右目だけちょっと…笑」





隆二 「事務所で少し休ませたら病院連れてこうと思います。」





直己 「そうだね、上は大丈夫なの?」




隆二 「メンディーと敬浩さん、AKIRAさんに対応して貰ってます」






直己 「了解です。白嶺さん、お大事に」






A 「ありがとうございます」





とりあえず俺たちは

伶菜ちゃんが来るのを事務所で待つ事にした






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作者名:emirin | 作成日時:2016年10月27日 7時

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