嫉妬をする筈は無かった <森鴎外> ページ4
嫉妬...何てする事はないと思っていた
本当に愛した者が他のもの達と喋る事ぐらい私の嫉妬の領域には入って居なかったから
だが...
「其処の美しいお嬢さん!どうか私と心中を...」
「ふぇっ!?し...心中!?それって一緒に死ぬって事ですか?」
「勿論!」
見たく...なかった
今日はA君とデートなるものを約束して待ち合わせに少し遅れてしまったら
この光景が広がっていた
ー彼女は私のものだー
「あっ!鴎外さん!」
「(ピクッ)...鴎外...?まさか...」
「遅れてすまないねAくん、それと...
久しぶりだね太宰くん 一寸来たまえ」
「...森さんの言いたいことは分かってる。私はお暇させて頂くよ
頑張ってねAちゃん(ニコ)」
太宰くんが去ったあと暫く静寂が続いた
それを切り開いたのはAだった
「怒ってます...?」
「あぁ、とてもね」
笑顔で言ったが溢れでる殺気は隠しきれていないのだろう
彼女をみればわかる
私は彼女を抱き締めていた
「鴎外さん...?」
「...君はだれの者かね...?」
「え...!?いきなり...」
「質問に答えたまえ」
「...貴方の者です。私が愛しているのは森鴎外ただ一人です」
その言葉が嬉しくて
彼女に触れるだけのキスをした
唇を話首筋のほうへ落とす
「んっ...!」
「これがある限り君は私の者だ
愛しているよ」
深く唇を交わした
ーーーーーーキリトリーーーーーー
「評価してくれたら愛の言葉を囁こう...誰も見ないようにね...」
仕事より君に夢中で <旧双黒>→←好きよりも愛してる <中原中也>
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宵狐 - 続編は書きますよ、是非ともリクエストして下さいね! (2019年6月18日 22時) (レス) id: aba0b9cb04 (このIDを非表示/違反報告)
宵狐 - 続編で書かせて貰っても宜しいでしょうか? (2019年6月18日 22時) (レス) id: aba0b9cb04 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リクエストしていいですか[妊娠中の主人公が誘拐されたら][妊娠中の主人公が彼らの手を持ってお腹に触らせたら]お願いします太宰さんと森さんと中也さんお願いします (2019年6月18日 22時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
笹の葉ら秋 - この作品は続編できますか??出来るのならめっちゃリクエストしたいです!!!(溜まりに溜まったリクエスト) (2019年6月18日 21時) (レス) id: 7666da0348 (このIDを非表示/違反報告)
宵狐 - 夏姫さん、リクエスト了解ました!! (2019年6月18日 19時) (レス) id: aba0b9cb04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵狐 | 作成日時:2019年6月1日 22時