突発的ですが、アイドル始めてみたんですよ。 【 黒バス 】

番外編:笠松さんとメンバーと。 1 @07/29　HPB　　　 ページ6

-笠松 side-




笠松「はよー……」




「おはよう、これ皆からのプレゼント」





楽屋入りして早々に手渡された大きな箱。







笠松「ああ、サンキュ」









……味気ない。






いや、おかしいだろ。




普通、クラッカーとかで祝うもんだと思ってたわ。俺の中では。(特に高校時代)









まあ、大人になるとこういうのって薄れてくモンなのかもしれないな。









モヤモヤしつつも、スタイリストさんからの呼びが掛かるまで待っていた。




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『+mate.さん入りまーす!!』



「「「お願いしまーす!!」」」









そして何事もないかのように番組の収録は進んでいった。



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MC「いやー、それにしてもトークだけじゃ味気ないと思いません?」



宮地「もしかして、フリっすか?(笑)」



森山「バラエティだからって俺達、何の練習もしてないんですけど!」



「いやでも、やっぱりフリを頂いたし一曲ぐらい良いんじゃないですか?」



笠松「(!?……おい、これ打ち合わせで聞いてないぞ…?)」



伊月「じゃあ、準備しますか……ハッ!!笠松さんだけは待つ!!松だけに!!キタコレ!!」



宮地「ハイハイ、準備しようねー伊月くーん」



笠松「お、おい……」



「あ、幸男はそっちで場を繋いでてくれるかな?」



MC「リアルな話せんといて!!」



笠松「……?」




こんなの、打ち合わせの時に無かったはず。





…あまりにも自由人過ぎるあいつ等に少し腹を立てていた。









……けど、俺だって所謂プロなんだ。




平常心、平常心…っと。







笠松「すいません、あいつら自由人なもんで」



MC「いや、ええねん。

ボク、中々賑やかそうで個性が強いグループやなー思うんやけど…実際どうなん?」



笠松「あー……それぞれバッラバラなんですよ、個性。
例えば清志は、物騒な口調で大御所にもビビらず"轢く"とか言うし

森山なんて、同じ高校出身なんすけど…思い込みが激しいからキザな事ばっか言うし

俊は、マトモそうに見えて安直なダジャレをTPO考えず思いついたら即言うし



まあ、あの中だったらシノが一番良いですねー。
…………ただ、努力家の度を超える部分があるっつーか」




MC「いやー羨ましいわ、笠松くんにそんな愛されてるメンバーが」



笠松「はｯ!?あ、いやそんなんじゃ…」



MC「あ、丁度準備出来たってカンペが。

んじゃ、改めて登場いただきましょう!!+mate.の4人です!!!」

笠松さんとメンバーと。 2→←03.ラジオって緊張するよね。

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