12 ｲﾃﾞｱside ページ13
ｺﾝｺﾝ
A『イデア先輩〜！！！ただいま戻りました〜！！！』
誰かに自室のドアをノックされる。
勿論あの子しか居ないけど。
何故か分かんないけど僕の寮に来た女の子。
なんでもレオナ氏のだとか。
それに陽キャ。
なのに陰キャの僕と仲良くなりたいみたいでゲームにも誘ってくる。
昨日初めて顔を見せたらイケメンって言われた。
お世辞が上手いんだか正直すぎるんだか
…勿論前者だと思うけど。
ｶﾞﾁｬ
イデア｢…おかえり。なんでそんなに上機嫌なの。｣
A『そりゃ勿論イデア先輩とゲーム出来るからに決まって…あ。』
イデア｢…褒めても何も出ないよ。ほら、早くしよ？僕の部屋入って。｣
A『わーい！！！先輩のお部屋初めてです〜！楽しみ〜！！』
…
まて
僕は今なにをした！？！？
お、ぉぉお女の子を自室に招き入れる！？！？！
拙者にはハードルが高すぎますぞ！？！！！！
目の前にはソファーでくつろぎながらゲームを選ぶ彼女。
A『先輩？どーしました？？？冷や汗凄いですけど』
イデア｢…君ってアズール氏とも仲良いんだよね？｣
A『アズール？はい、仲は良いですよ？』
イデア｢…僕のことも呼び捨てで呼んでよ。タメ口でいいし。｣
…僕は何を口走った！？
こんな僕に親しくしてくれるはずが無い。
完全にやらかしたでござる。
A『イデアくん、でいい？なんかかわいいから笑』
イデア｢あーもうなんでも良いでござる。｣
A『なにその語尾、かわいい笑』
イデア｢…あんまり先輩をからかうなよ。｣
かわいいじゃなくてキモイでは？？？？
なにを考えてるんだろう、この子。
A『てか、イデアくんは私の事名前で呼んでくれないの？？』
イデア｢…A、だよね。満足？｣
はっ、僕なんかに呼ばれたくらいで満足するわけが。
A『ま、満足っ！！！』
イデア｢ｯ…｣
頬に少し熱を帯びた彼女はそう叫んだ。
イデア｢…うるさいです｣
A『あはっ、イデアくんもちゃんと照れてる〜！！』
人間と関わるのが苦手な僕はびっくりするほど打ち解けていた。
彼女は陽、僕は陰。
住む世界が全く違うのに…。
だめだ、僕だけが勘違いしてしまいそうだ。
僕は彼女に深入りしちゃ駄目なんだ。
続く (更新停止中)
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闇猫 - 面白いです!応援しています (2021年1月3日 13時) (
レス) id: 41a8401c93 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぉんぬ - タグがレオナ・キングスカラーじゃなくてキングスロアーになってます、わざとでしたらすみません (2020年11月23日 0時) (レス) id: c6d8bfdd9d (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - トクメェイさん» 応援ありがとうございます！キングスロアーはレオナのユニーク魔法でキングスカラーは苗字です！どこか間違っているところありましたらすみません！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 71d8bfbda5 (このIDを非表示/違反報告)
トクメェイ - イ|デ|アさんの小説少ないので嬉しいです！頑張って下さい！ P.Sキングス|ロア|ーじゃなくて、キングス|カラ|ーですよ…！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: c6377dc192 (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - リリィさん» そう言っていただけると励みになります！頑張りますのでよろしくお願いいたします。 (2020年8月6日 21時) (レス) id: 71d8bfbda5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aaa | 作成日時：2020年6月18日 19時
