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「なかなか、よく考えられているね。腹の立つことに、『流星隊』はその場のノリと勢いでけっこう最適解を選びがちだから」
英智が褒めるなんて珍しい
「ともあれ。『流星隊』は【DDD】では一回戦敗退だし、一年生たちが加入するまではなりを潜めていたしね……その後も、正直あまりパッとしなかった。非公式の、公園でのヒーローショウとかは精力的に行っていたけどね……。世間的には、他の『ユニット』の陰に隠れがちだったよ。だからこそ。今回の【スーパーノヴァ】で、大々的に『流星隊』ここにありと示す。あらためて新メンバーたちを紹介し、披露し、周知させる。そんな意図があるらしいね、どこまで計算しているのかはわからないけど……そういう企画になってたから、僕もやる価値はあると思って判を押したよ。未来への投資は、いつだって必要だ。彼らには才能が、潜在能力がある。それを燻らせたまま踏みつぶすのは、それこそ愚かものの所業だよね」
「ふふ。さすがです会長さま、投資というものの肝を心得ておられる♪」
「弓弦、君は今日だけで五十七回も『さすがです会長さま』って言ったよ」
『数えてたの?』
暇なの?
「おべっかは嫌いだな、君はいちど注意すれば理解してくれる子だろう……嫌がらせかい?ともあれ。設定的には、流星レッドと流星ブルーに倒された宇宙怪獣たちが……正義の心に芽生えて、ヒーローとして覚醒して助けにくる〜という筋書きみたいだね。その筋書きどおりに、一年生たちは怪獣として……着ぐるみ姿で暴れ回っていた。『後半』からは正義の味方に変身し、『流星隊』の新メンバーとして活躍するようだね。千秋も変わった子ばかり集めるなぁ、と思っていたけど。短所も、のばせば長所になる」
癖の強い個性だからこそ流星隊に、ヒーローとしても上手く溶け込めるんだろうね
「余計なものとして切り捨てられそうな個性を、才能をきちんと活かそうとしている。恐るべき怪獣のような子供たちのちからを、正義のために活用しようとしている。怪物はヒーローに『変身』し、この世界を守る。人類は第二の火……原子力の炎を得るこおで石油文明を終わらせ、新時代を到来させた。そんな、人類の進化の歴史を見るようだよ。危険なちからも、人類の未来のために『平和的』に活用する。それが、『流星隊』なんだろうね」
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ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!!!! (2022年1月4日 22時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ポン酢 | 作成日時:2020年4月26日 4時