検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:12,995 hit

22 ページ22

「なかなか、よく考えられているね。腹の立つことに、『流星隊』はその場のノリと勢いでけっこう最適解を選びがちだから」

英智が褒めるなんて珍しい

「ともあれ。『流星隊』は【DDD】では一回戦敗退だし、一年生たちが加入するまではなりを潜めていたしね……その後も、正直あまりパッとしなかった。非公式の、公園でのヒーローショウとかは精力的に行っていたけどね……。世間的には、他の『ユニット』の陰に隠れがちだったよ。だからこそ。今回の【スーパーノヴァ】で、大々的に『流星隊』ここにありと示す。あらためて新メンバーたちを紹介し、披露し、周知させる。そんな意図があるらしいね、どこまで計算しているのかはわからないけど……そういう企画になってたから、僕もやる価値はあると思って判を押したよ。未来への投資は、いつだって必要だ。彼らには才能が、潜在能力がある。それを燻らせたまま踏みつぶすのは、それこそ愚かものの所業だよね」

「ふふ。さすがです会長さま、投資というものの肝を心得ておられる♪」

「弓弦、君は今日だけで五十七回も『さすがです会長さま』って言ったよ」

『数えてたの?』

暇なの?

「おべっかは嫌いだな、君はいちど注意すれば理解してくれる子だろう……嫌がらせかい?ともあれ。設定的には、流星レッドと流星ブルーに倒された宇宙怪獣たちが……正義の心に芽生えて、ヒーローとして覚醒して助けにくる〜という筋書きみたいだね。その筋書きどおりに、一年生たちは怪獣として……着ぐるみ姿で暴れ回っていた。『後半』からは正義の味方に変身し、『流星隊』の新メンバーとして活躍するようだね。千秋も変わった子ばかり集めるなぁ、と思っていたけど。短所も、のばせば長所になる」

癖の強い個性だからこそ流星隊に、ヒーローとしても上手く溶け込めるんだろうね

「余計なものとして切り捨てられそうな個性を、才能をきちんと活かそうとしている。恐るべき怪獣のような子供たちのちからを、正義のために活用しようとしている。怪物はヒーローに『変身』し、この世界を守る。人類は第二の火……原子力の炎を得るこおで石油文明を終わらせ、新時代を到来させた。そんな、人類の進化の歴史を見るようだよ。危険なちからも、人類の未来のために『平和的』に活用する。それが、『流星隊』なんだろうね」

23→←21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , あんさんぶるスターズ , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!!!! (2022年1月4日 22時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ポン酢 | 作成日時:2020年4月26日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。