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まんまと英智の策に嵌り流星隊に協力することになってしまったわけだが……
協力すると言った以上手を抜くことはしない
いくら嫌だと言っても手を抜いた物を提供するのは私が許せない

昨日守沢千秋に依頼された内容と照らし合わせて流星隊に使えそうな曲をいくつか選別してきた
のはいいが

『これ、三年の教室に届けないといけないやつ……』

ライブについて聞くだけ聞いて昨日はそれで解散だったから曲をどう渡すのか、今後の打ち合わせはどうするのか詳しく話さなかった
これは私の落ち度だ
一刻も早く守沢千秋から離れたかったから早々に切り上げたのだ
昔の私なら守沢千秋といい仲になれたかもしれないが今は違う

『仕方ない……届けよう』

守沢千秋の教室知らないけど誰かに聞けばいいや
それに、依頼内容としては曲を提供するだけ。他の手伝いとかプロデュースとかしろなんて言われてないから曲渡せば終わる
しかしまぁ、目立つよね
一年が三年の教室に行くなんて普通有り得ないし。ましてや、私はたった一人の作詞作曲科で学院に二人しかいない女子のうちの一人だ
目立たないわけが無い
さっさと守沢千秋を探しておさらばしよ

「おい、貴様」

『その声は……』

聞いた事のある声に振り向くと

「何故一年の貴様がここにいる?また問題でも起こしにきたのか」

『は?まるで私が毎回毎回問題起こしてるみたいな言い方しないでくれる?まだ一回も問題起こしてないんだけど?蓮巳敬人』

「はぁ……口の利き方に気をつけろ」

『はっ……何が口の利き方に気をつけろ?尊敬してない人になんで敬語使わないといけないの?』
「貴様っ!」

おっと、蓮巳敬人を挑発してる場合じゃない

『それはそうと、守沢千秋に用があるんだけど知らない?』
「守沢?」

すっげー眉間の皺

『そう。依頼された曲渡しにきた』
「なるほど……着いてこい」

案内してくれるんだ……別に教室か守沢千秋を呼んでくれたらそれでいいのに
そう思いながら蓮巳敬人に着いていく

「おい、守沢。貴様に客だ」
「む?」

3-A……
蓮巳敬人に呼ばれ守沢千秋が近づいてくる

「おお!咲風じゃないか!どうしたんだ?」
『これ、頼まれてたやつ。この中から好きなだけ使って』
「こんなにあるのか!?」
『私が昔から個人的に作ったやつだから』
「昨日の今日だというのに……」
『時間ないって言ってたし早い方がいいでしょ?じゃ、依頼完了ってことで』
「あ、ちょっ…………っありがとう!!助かった!!!」

声デカ

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設定タグ:あんスタ , あんさんぶるスターズ , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!!!! (2022年1月4日 22時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポン酢 | 作成日時:2020年4月26日 4時

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