【銀魂】十三歳の天才医師 ４

１６８話　監視カメラ ページ41

カンコさん、どんな顔をしてたっけ。

調べてまとめた資料があったはず。全部まとめてパソコンに保存してある。


家宅捜査に入られて、パソコン調べられたらヤバいな。

セキュリティは結構かけてあるし、入るためにはパスワードとかを、一つも間違えずに入力しなければいけない。

三回失敗するとパソコンごとデータを自爆するように設定してある。

いや、改造したといったほうが正しいか。


爆発物処理班なんて、そんな頭を使う班はうちにはない。

けど、私に聞いてきて教えた人は何人かいた。


「失敗したら死んじゃうかもよ？」って脅したのに、「へーきへーき。もともと命かける仕事だしさ」とか言ってたな。


そんな人が、五人くらいいた。

うち一人は、残念なことに殉職してしまったけれど、残った人には結構きっちり教えてあげた記憶がある。


後悔はしてないけど、やっぱりちょっと過去の自分が恨めしい。


多分このくらいなら爆弾解除されちゃうかな。

いや不発で爆発しないのが一番だけど。

たとえ元だろうが何だろうが、家族が自分のせいで死ぬのは辛くて苦しい。


でももう爆弾は複雑に細かくくっつけてしまったから、もう取り出す気はしない。


どうかうまいこと取り出すか、爆発したー！！とか言って誰もケガしないことを祈ろう。

過去の自分とそいつらが気付いてうまいことやると信じよう。


あ、監視カメラとつながった。これで映像が見られる・・・けど死角が多いな。

もう一つくらい・・・ってない。監視カメラ一つだけだ。


こんな死角の多い監視カメラで本当にちゃんと監視できているのだろうか。

この監視カメラの目的は監視カメラがあるからここに盗みに入るのやめよーって思わせるためだけ？


それでも監視カメラの役割はしっかり果たしているけど、私にとっては不便極まりない。

さすがに新しくカメラを設置するのはリスクが大きすぎるしそこまでのリスクを負ってまでつけなければいけないほどは不便では・・・ない。


なんとかしよう。これで

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