【銀魂】十三歳の天才医師４ (ページ40)

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１６７話　マイルームイズベリー・・・ページ40

さて、防犯対策もしたし、あの官僚を頑張って探し出しますか。

・・・ここまであからさまだと逆に盗まれるかな。

私、本当に一人で生活できるのかわからない、不安になってきた。

いや、ここまで一人でなんとかできただけでも褒められたものだと思う。

ふつう無理だもん。学歴で信用得たよ私。学歴で不動産屋から家紹介してもらったもん。

大家さんも不動産屋さんを信用して私の入居を許してくれたし。

やっぱり信用とか良好な人間関係が一番大切なんだな。

私も誰かと喧嘩したりのトラブルになったら、できるだけ穏便に解決できるように心掛けないと。

大家さんは私を見たら少し嫌そうだったけど、不動産屋さんの意見を聞いてあっという間に入居を許してくれた。

このアパート空き家多いし、家賃が安く、駅までの距離が近い以外にいい点があまりない。

壁は薄いし、穴が開いていたり、汚れていたりする。全体的に建付けも悪い。

駅だって距離は近いけど道のりにすると少し遠かった。

まあこのアパートの大家さんの事情の推察はどうでもよくて、本題はあの官僚だ。

あいつマジどうしてくれよう。

妻子持ちのくせに浮気して。浮気相手のほうにも子供いるとかどういうことだよ。

浮気相手、カンコさん。その息子コウ君三歳。

コウ君は私の十個下か。

三歳なんて、周りの物事なんて全然知らない純粋な時期だよね。

そんなころに、おとうさんが消えちゃうなんて、きっと将来大変だな。せめて私みたいにならないといいけど。

ま、しょうがないか。

あいつの住んでいるマンションの防犯カメラ、ハッキングしてみよう。

カンコさんは時々あいつの家にやってきているらしい。

あいつのマンションはオートロックでは入れないけど、マンション下まではたまに来るらしい。

女の復讐なめるなよ？カンコさんは一般人だからその程度で済んでいるんだ。

私はその程度じゃ済まさない。

カンコさんをお前の部屋まで連れていくことも、お前の職場で上がっているお前の黒い噂を全国放送することも、何ならお前の本命の家族にお前の秘密を洗いざらい話すこともできるんだ。

逃がさないよ。地獄の果てまで追いつめて、奈落の底に突き落として、火で炙って、目を抉って、体を千切りにして、獣の餌にしてやる。