僕の誕生日まであと0日 ページ8
谷崎視点
谷崎「…ここは?」
『あれま、谷崎くんって中華料理とか好きじゃなかった?』
谷崎「まぁ…そうですけど。というか僕仕事に行く途中だったんですけど。あなたみたいに遅刻したくないんですけ『休み』え」
『今日、社長にお願いしたら谷崎くん、休みにしてもらえたの。私も休みをどうにかしてとった。』
谷崎「え、なんで」
『…今日谷崎くん誕生日なんだって?。』
谷崎「あ、」
『ま、簡単に言えば誕生日オメデトーってこと。毎年毎年みんなで祝ってるからさ。…今回の誕生日は、』
『朝から私と二人だけで祝おうよ』
そう言ってAさんは子供っぽく笑ってみせた。
谷崎「…ホンットAさんって男たらしですよね」
『おや、谷崎くん照れてる??ねぇねぇ照れ「てなんかぃません黙ってください」はいはい。わかりましたよー』
『じゃ、どこから行く?今回は私の奢りだよ。』
谷崎「いや、流石にAさんといえども悪いですよ…」
『君さりげなく私をdisるよね』
『見て谷崎くん!猫が、猫がこっちに来てるよ!』
谷崎「それ言う必要ありますか…」
『可愛い…もふもふっていいよねぇ…』
谷崎「確かにそうですよね。というか、ナオミはついてこようとしてたりしてなかったんですか?」
『嗚呼、ただただ楽しんで♡って感じで送り出されたからね』
谷崎「そうですか。」
『猫可愛い…』
『餃子って美味いよね…』
谷崎「ですよね。麻婆豆腐とかも美味しいですよね」
『うんうん。青椒肉絲とかも美味しいよねりごま団子もまた美味しいのよね…』
谷崎「ですよね…」
『麦茶美味い』
谷崎「Aさんって1番好きな飲み物麦茶でしたよね。」
『うん。麦茶は健康に悪くないし美味しいしね!』
谷崎「そうですか…」
『ということで谷崎くん、誕生日おめでとう』
谷崎「今更言うんですね」
『まぁ、最後に言った方が良いのかなーとね』
谷崎「…たまには、こーいう誕生日も良かったかもしれませんね」
『何谷崎くんついにデレが…!?』
谷崎「うっさいですよ!」
『じゃ、また明日。』
谷崎「はい。さようなら」
家に帰ったらポケットにワスレナグサとデージーが入っていた。
そして、まさかAさんとの誕生日がこれで最後になるとは思いもしなかった。
54人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅て漢字見た目良くない?(プロフ) - ミオ丸さん» 嬉しいです!リクエストありがとうございます!把握致しました! (2月13日 21時) (レス) @page13 id: 9e74623cf5 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ丸 - 間違えて2回打っちゃいました。気にしないでください。 (2月13日 14時) (レス) @page13 id: 117ae1ae3a (このIDを非表示/違反報告)
ミオ丸 - 谷崎さん推しなのでこの作品大好きです!リクエストしてもいいですか?何かで夢主が倒れてしまい余命かと思って谷崎さんが心配する。でも夢主はまだ死なないみたいなのってできますかできますか? (2月13日 14時) (レス) @page13 id: 117ae1ae3a (このIDを非表示/違反報告)
紅て漢字見た目良くない?(プロフ) - 雨音淡桜さん» リクエストありがとうございました!谷崎くんと体が入れ替わる…。いいですね! (8月26日 15時) (レス) id: 9e74623cf5 (このIDを非表示/違反報告)
雨音淡桜 - リクエストいいですか?ご都合展開で谷崎君と夢主の体が入れ替わる的なのやってほしいです! (8月26日 15時) (レス) @page10 id: e6a1afaa78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅て漢字見た目よくない? | 作成日時:2023年6月22日 18時