余命92日の君とボク【文スト】【谷崎潤一郎】

君が死ぬまであと89日 ページ6

谷崎視点


『おはようございまーす。』



今日は珍しくAさんが遅刻しないできた。



国木田「お前…頭でもぶつけたのか？」



谷崎「今日は槍の雨でもふるんですかね」



与謝野「いや世界が終わりでもするんじゃないかねぇ」



乱歩「いや宇宙がブラックホールで吸い込まれて終わるんじゃない？」



『え、何ですか、私が遅刻しないできたことにそこまでびっくりしたんですか？？私をなんだと思っ「「「「遅刻ばかりする奴」」」」えぇ…？？』



中島「というか、今日は何故早く職場に？」



『嗚呼、ただの気分だよ気分。家いても暇だなーと』



中島「僕、遅れたかと思いましたよ」



『地味に君も私のことdisってるよね？？』









任務が終わった…。



早く武装探偵社に帰って報告書書かないとな…。



「顔ブサイクとか、お前重いわwとか言ってきたりしたくせに、私の友達を奪ったくせにお前可愛くなったから付き合ってやるよだぁ！？ふざけるのも大概にして！」



「はぁ！？俺みたいなイケメンが付き合えっていってんだから付き合えよ！」



「黙っとけ自己中野郎！！」



「テメェこそ黙ってろよ陰キャが！」



「うっせぇ陽キャ！」



どうしたんだろう…。



なんかAさんに声似てるな…。



「もういい！話になんないわ！もう仕事戻らせてもらう！」



あ、え、



谷崎「Aさん！？」



『！？…さっきの話、聞いてた？』



谷崎「え、あ、い、いや」



『…こんな醜いとこ、後輩に見られたくなかったわ』



『………取り敢えず、武装探偵社に戻ろうか。ほら、谷崎くんも多分戻ってる途中でしょ？』



谷崎「あ、は、いそうですね」



…気まずい。

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