君が死ぬまであと90日 ページ5
谷崎視点
『谷崎くーん、疲れた』
谷崎「まだたったの500歩くらいしか歩いてませんよね!?」
『もう500歩も歩いてるじゃない!』
谷崎「Aさん体力無さすぎませんか??」
『余命が短いってことはその病気のせいかねぇ…。もしかしたら悪化するかもしれないからおんぶしてくれない?』
谷崎「前々から体力ありませんでしたよね。ほら行きますよ」
『ケチー』
谷崎「ケチで結構です」
『もっと優しくなれよ!』
谷崎「もっと熱くなれよみたいに言わないでください」
『ケッ』
谷崎「不貞腐れないでください」
『はいはい、わかってますよーっ』
Aさん完全にわかってないな…。
『はぁ…終わった終わった!疲れた…』
谷崎「お疲れ様です」
『早く帰って菓子食べよー』
谷崎「太りますよ…」
『太らないしー!』
谷崎「何言ってるんですか…」
『まぁいいや。今は飴で我慢しよ』
谷崎「飴持ってたんですね」
『そ。チョコレート味。珍しいと思って前買ったんだ。…いる?』
谷崎「…一つもらいます」
『りょーかい』
谷崎「…ん。美味しいですね。」
『でしょ?これ私今まで食べた飴の中で1番美味しいと思ってるんだ。』
谷崎「確かに僕もそう思います」
『美味しいよねこれー!』
と言いながらAさんは笑っていた。
ずっと食べてたいー!とかAさんは言っていた。
谷崎「それより、早く探偵社に帰りますよ」
『谷崎くん冷たい』
谷崎「Aさんの太宰さんへの対応よりはマシだと思いますけど!?」
『…』
Aさんは秒でバッと真顔で歩き始めた。
…自覚、あるんだな…。
54人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅て漢字見た目良くない?(プロフ) - ミオ丸さん» 嬉しいです!リクエストありがとうございます!把握致しました! (2月13日 21時) (レス) @page13 id: 9e74623cf5 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ丸 - 間違えて2回打っちゃいました。気にしないでください。 (2月13日 14時) (レス) @page13 id: 117ae1ae3a (このIDを非表示/違反報告)
ミオ丸 - 谷崎さん推しなのでこの作品大好きです!リクエストしてもいいですか?何かで夢主が倒れてしまい余命かと思って谷崎さんが心配する。でも夢主はまだ死なないみたいなのってできますかできますか? (2月13日 14時) (レス) @page13 id: 117ae1ae3a (このIDを非表示/違反報告)
紅て漢字見た目良くない?(プロフ) - 雨音淡桜さん» リクエストありがとうございました!谷崎くんと体が入れ替わる…。いいですね! (8月26日 15時) (レス) id: 9e74623cf5 (このIDを非表示/違反報告)
雨音淡桜 - リクエストいいですか?ご都合展開で谷崎君と夢主の体が入れ替わる的なのやってほしいです! (8月26日 15時) (レス) @page10 id: e6a1afaa78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅て漢字見た目よくない? | 作成日時:2023年6月22日 18時