薄桜鬼での生活は波乱 (ページ6)

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事情って話す？ページ6

No side

「多分倒れん」

本当かなぁと怪しみながらも、掠実は口を開く。

「沖田さんですね、うん」

「いやったァァ！」

「よかったね～」

超小声で叫ぶ結那に、掠実はお母さんのような目を向けていた←

「掠実は土方さんと話してたんでしょ～？」

「うん」

「よかったじゃ～ん」

「うん！楽しかった」

幸せそうに掠実は笑う。

「新選組最高ぅぅ！」

「暇だねぇ～何する？」

「新選組とかについて語ろ」

結那がそう言うなり、「うっしゃ乗った」と掠実は言った。

「沖田くんが！相馬くんはまだ！？」

「もう新選組が神すぎてｯｯ！！」

そうこうしている間に、新選組の人が起きる時刻になっていた

「すまないね、はいるよ」

((井上さんんん！！))

入ってきたのは井上源三郎。新撰組六番隊隊長である。

「またこんなきつく縛って…」

「あ、縛られてたんだ」

まさか今まで気づいてなかったのか、と結那は小さく言った。

「みんなが待っているんだけど、来てく「いいですよ」そっ、そうかい」

若干二人の勢いに押された井上だった。

───

───

「失礼するよ」

「そいつらが目撃者？ってかこいつらまだガキじゃん」

そう言ったのは六番隊隊長。魁先生こと藤堂平助

「世間様から見れば、お前もまだガキだろ」

わしわしと藤堂の頭を撫でるのは二番隊隊長筋肉バカこと永倉新八

「だな」

と言いながらふっと笑ったのは十番隊隊長原田左之助。

ってかこいつら千鶴の時と同じ会話してるなぁと思ったナレーションです。

「馬鹿トリオ…」

前世でたしかこんな風に呼ばれてたなと思い出しながら結那がポツリと言った。

「斬っちゃうよ？」

「推しに殺されるなら本望です。
あ、でももっと剣道極めたかったし歴史部もっと活動したいし薄桜鬼やりたいあ、やっべクロとモカの餌あげてない」

掠実は猫の餌はあげてと結那にツッコんだ。

「もっと剣道極めたかった。
歴史部勧誘しておけば良かった来世は薄桜鬼ワールドか銀魂ワールドがいいな。よろしくお願いします本気でよろしくです
あ、もう言いたいこと言ったんでいいですよ」

アニメとかが好きな掠実らしい言葉だった。

「土方さん、本人も言ってますし斬っていいですよね」

柄に手をかけて刀を抜こうとする沖田を、「まてまてまてまてまて」と土方が。
「まあまあ、話を聞いてあげようじゃないか」と近藤がおさえた。