薄桜鬼での生活は波乱 (ページ46)

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頑張れページ46

noside

掠実に引きずられて結那は山南達の待つ部屋に行く。

「土方さん、山南さん、入りますね」

「どうぞ」

返事を確認し、掠実は中に入る。

「いや、あの、本当にすみませんでした本丸に帰たり大会にもでてましたもうこんなことはしません本当に申し訳ありませんでした」

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この後結那はこってり叱られました。

まあ、新選組で一番怖い二人が揃っていると誰でも怖いですよね…掠実が普通の反応なのは放っておこう。

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掠実side

掠実です。何故か私だけだ残ってるように言われました。あれかな！？私が力について話しちゃったからかな！？

「私の力についてですかね。私の力は、ある動作をすると回りがゆっくりに見えると言うものです。まあ、この力はまだまだ使いきれていませんが。
なんか使いすぎると倒れてしまうようです」

「そうか…もう大丈夫か？」

今更感のある質問だなぁ。

「大丈夫じゃなければ池田屋などにも行ってませんでしたよ」

「ふっ、そうだな」

ひっ、土方さんが…微笑んだっ！？
私の頬が少し紅く染まった気がした。
きっと気のせいだよねっ

(これはこれは…両片想いですかね)

あれ、なんだろう。山南さん心なしか楽しんでる気がする()

「なにか良いことありました？山南さん」

「何のことでしょうか」

「いえ、やっぱりなんでもありません」

「山南さん…」

土方さん何か知ってるのかな？

「もう戻って良い。呼び止めてすまなかったな」

「いえ」

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掠実「失礼しました」

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NO side

「土方君、もしかしたらもあるかもしれませんよ^^」

「どう言うことだよ山南さん」

土方はなにがなんだかはいうように眉を潜める。

「おや、まだ分からないのですか？」

「山南さんがずっと楽しそうだったって言うのは分かるが」

「血桜君のことですよ」

ふふ、と遊んでいる笑顔を見せる。

「んなわけねぇだろ！血桜が…って何言わせてんだ！」

「ふふ、血桜君のことになると土方君も慌てますね。あの鬼の副長をここまでさせるとは…血桜君もなかなかやりますね」

そういわれた土方は少しムスッとした顔で山南を見つめていた。

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掠実side

「くしゅん()」

あり、誰か噂してるのかな…？まあそんなことあるわけないか…
ってか沖田さんと結那もうくっつけばいいのに

Noside

……どこまでも鈍感な掠実であった。