薄桜鬼での生活は波乱 (ページ32)

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帰りと秘密ページ32

前日___

井上「山南くんと土方くんが、無事帰ってくるそうだよ。あと

血桜君は、戻ってきたらあの二人に会いに行っておくれ」

掠実「ええ」

千鶴「よかったね、掠実ちゃん！」

井上「え？」

千鶴「掠実ちゃん、怪我してないかとかずっと言ってたんです！」

掠実「ぁぁぁー！それは言わないでぇぇぇぇ！！！」

永倉「山南さんたちが帰ってくるのか…」

そう言い、永倉はにかっと笑う

藤堂「あーあ！鬼の副長帰ってきちまうのかー」

とは言ってるが、表情は柔らかい

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当日____

((ｶﾞﾗｯ

土方「帰ったぞ」

掠実「ありゃ、お迎え行けへんかったわ」

斎藤「副長、お帰りなさいませ」←

山南「すみませんが、血桜くんこちらに来ていただけますか？」

掠実「お疲れでは？明日でも良いですけど…………」

土方「いや。今聞いておきたいことがある。」

掠実(きっと、あの式神についてかな…そしてなぜ怪我がなおったのか)

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ところ変わり、副長室(土方の自室)

掠実「それで、なんの話ですか？」

山南「もう分かってるものと思っていましたが、違うのですか？」ﾆｺﾆｺ

黒い笑みを浮かべる山南

土方「これに、何を仕掛けた？」

例のお守りを掲げる土方

掠実「仕掛ける？なんのことでしょうか？」

土方「山南さんの怪我が一瞬で治った。これじゃまるで_______________」

山南「羅刹のようですね」

お二方怖いですよ。

掠実「変若水__________なんてことは無いですよ。それは式神。一種の身代わりです」

土方「なんでんなもんを…………」

掠実「こちらの事情と言うものです。私達はここの世界の人間じゃないですし。式神が無ければ、山南さんは怪我をしていたんですよ。」

山南「何故、それを知っているのでしょうか。まるで_______」

掠実「見てましたから」

土方「あの場にいたってのか？！」

掠実「私は占いや呪いが得意なんです。ちなみにその式神は、結那からです」

土方「そういや、筑紫はどこに_________」

掠実「帰省中です」

山南「そんなことは、言われませんでしたが……」

土方「筑紫黙って出てったのか！？」

掠実「７日で戻ると言ってたので、多分あと二、三日待てば帰ってくると思いますよ」

土方「はあ………筑紫が帰ってきたら、また聞かせてもらう」