薄桜鬼での生活は波乱━第4の物語━ (ページ6)

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女って怖いページ6

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遡行軍を全滅させたりなんだりした後、

「あ、私明日デザイン提出しなきゃいけないのであとはよろしくお願いしますね～」

と残して夏海は帰っていった。

「え…分かった」

残された時任はそう呟くしかなかった。
夏海さんつえぇ←

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「で、なんで風間もここに来てんだよ」

「俺とて一応関係者だからな」

風間はふんっ、と鼻で笑っている。

「よし、これで全員か？」

皆は新選組の屯所の中に居る。何故か風間、不知火、天霧も居る。本当になんでだ

「えと、掠実ちゃん無事だったんだね！」

「ええ。その代わりめんどくさい人を連れてきちゃったけど…」

「嫌うなっ我が娘っ！！」

「ちょっと静かにしてようるさい」

「ぴえん」

「こいつ性格変わったか」

もはや疑問系ですらない風間だった。

「それで、何を話してくださるのですか？時任さん」

山南が時任に向き合う。

「それはな…

俺が昔この世界に何度も来ていたこととその他について教えに来た」

いやお前真剣な表情してるけど最後のそれ絶対めんどくさくなったよねおい。
それを見て掠実は「はぁ…」と溢した。

「ってことは掠実ちゃんや結那ちゃんも…」

「マジかまだ言ってなかったのか掠実」

「おっかしいなぁ言った筈なのに」←

「お前なぁ…」

「別にいーじゃんか」

「じゃあ、全てを話すぞ？準備は良いか？」

「ああ。頼む」

「まず、血桜家と筑紫家の話か…

血桜は他の鬼とは違い、戦闘に長けている。その力はまわりをゆっくりととらえると言うことと力の増幅。力の増幅は他の純血の鬼と比べて、だな。

筑紫は他の鬼と違い魔術を使う。ただ、その魔術は適応者であれば人間でも使える。

両家とも、他の純血とは違う。半血でもその力は変わらない。
それと掠実、お前はおそらく血桜家最初の女当主である血桜千暁(ﾁｱｷ)の生まれ変わりではないか？

あと結那は鬼頭家最初の女当主鬼頭千陽(ﾁﾖ)の生まれ変わりだと俺は推測している」

「あの血桜と鬼頭の…！？」

天霧が驚いた声を出すと皆が天霧の方を見る。

「知っているのか？天霧」

「知っているも何も、鬼族では有名な話ですから」

「有名な話？何がだ？」

「鬼頭の鬼と血桜の鬼、この二つの鬼が手を結ぶと最強だとかなんだとか…。ただの噂話だと思っていたのですが、どうやら本当のことのようですね…」