эпизод side A─ー1 ページ9
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「……と云うか、何処で出会ったんだい?」
『あれは、私が未だ武装探偵社に入る前。というか先ず異能力を持っているということを知らなかった頃───』
「簡潔に話ゃいいだろうが……」
約三名が呆れている気がするが、気にしない。ということで、私の過去のお話である(ただしギャグは抜けない)。
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『ありがとうございましたー』
様々な店のアルバイトを転々としている西宮A、就活生。ということで始まりました過去話第一段。今回はフェージャさんとの出会いだよ!!!
リニアモーターカー並みの速さのキレキレのギャグでお送りしていくぜ!!
「Aちゃーん、一寸買い出しに行ってくるから店番宜しくね〜」
『了解でーす』
今日は主なアルバイト先であるとあるカフェに居る。所謂隠れ家系カフェというところで、なんと経営者は私の叔父叔母である。
奇跡だよね!!うん!!!というか良く此の横浜の生存競争に生き残れたよなぁと、尊敬に値する御二人である。
『まって友達のわんこ可愛……何此れ天使じゃん推す』
店番と言っても隠れ家系とあるだけあり、平日にはあまり人はこない。ただしリピーターは多い。リピーターは中高生からお年寄りと様々で、基本土日が来客数が多い。
……というわけで、私は店番ついでに携帯を見ている。
ほんとさぁ!!私の友達がさぁ!!!めちゃくちゃ可愛いイッヌを飼ってるんだよ!!!犬種?真っ白ふわふわのポメです!!!
携帯の前で五体投地しかけたところ、チリン、と軽い音が外の風と共にカフェの中に入ってくる。
『いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ!!』
「ありがとうございます」
その人は肩まで垂れた艶のある黒髪で、深い紫色の瞳は吸い込まれそうなくらい綺麗だった。
めちゃくちゃ美人……。え、まってまって私の周りはどうして美形と可愛いに溢れてるわけ??ポメのマイフレンド(?)もめちゃくそ美人なんだが???
肌しっろ、何あの人ほんと綺麗だな……。
「紅茶とサンドウィッチを一つ、お願いできますか?」
『かしこまりました。少々お待ちください!』
紅茶とサンドウィッチ。此のカフェのイチオシの組み合わせである。他にも色々あるが、きっと後述されるだろう。されろ。というかしろ作者。
私はパンや紅茶の茶葉を出すと、何時ものレシピを思い出しながら作り始めた。
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天然石 - 更新してほしいです頑張ってください (5月14日 21時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
柏よもぎ(プロフ) - sareさん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます…!そうやって褒めてくれる貴方様のほうが女神様ですわよ…(キュン(() (2022年10月27日 21時) (レス) id: c1bfd5c1d9 (このIDを非表示/違反報告)
sare(プロフ) - うわぁぁぁ、ありがとうございますほんとに。これでドスくんを補給できます()女神ですか?? (2022年10月19日 18時) (レス) id: b938a5d84e (このIDを非表示/違反報告)
柏よもぎ(プロフ) - さばさん» そう言っていただけてとても嬉しいです…!!!ありがとうございます! (2022年8月18日 9時) (レス) id: 9a8037afe6 (このIDを非表示/違反報告)
さば - あああああああああ!!やばい!ドス君尊い!作者様神では!??? (2022年8月18日 3時) (レス) @page10 id: f8d5076105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柏よもぎ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/ichigo15ca1/
作成日時:2022年7月3日 20時