эпизод side A─−2 ページ10
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スウッッッッ……どうしようめちゃくちゃメンタルにクるんだけどこの状況!!!私とさっきのめちゃくちゃ美人のおにーさん(?)しかいないんだよ!!
後なんか視線を感じるんだけど!!冷たい視線ですか!?暖かい視線ですか!?どっち!?今日私はどっちの布団で寝れば良いの!?
誰かこの状況を打開しろ!!!もうなんなら何時も弄ってくる元クラスメイトの男子Aでも良いから!!あれ、男子Aの名前なんだっけ。
「けほ、」
美人さん──────!病弱なんですか!?そんなところも好きです!あれ、私は一体。
サンドウィッチが完成した頃、紅茶の方も丁度良く。草花のイラストがあしらわれているティーカップと、サンドウィッチの乗ったプレートとを木製のトレーに乗せる。
ミルクと砂糖に関してはテーブル席では備え付けである。
『お待たせしました!此方、サンドウィッチと紅茶です』
「ありがとうございます」
こと、こと、とプレートをテーブル席に置いていく。
因みにこのカフェ、テーブル席とカウンター席がある。
無心になるんだ私、無心になれ!!笑ったのはきっとファンサだ!騙されるんじゃないぞ!!
『紅茶はお注ぎしましょうか?』
「お願いします」
とくとくと、キラキラと輝く紅茶が注がれる。
チラリと見えた美人さんの手は、少し荒れてるように見えた。リピーターになって仲良くなったらハンドクリームでもプレゼントしようかな……。
『それではごゆっくり』
テンプレ通り礼をして、カウンターの方へと戻る。
と、チリンと音が鳴った。
「Aちゃ〜〜〜ん!!」
『……いらっしゃいませ!!お好きな席へどうぞ!』
男子A来ちゃったよ。帰ってくんないかな(理不尽)
だって!!!変に絡んでくるんだもん!!!私男子A嫌い!!!
「冷てーなぁ。何時もの頼むわ!」
『何時ものだけじゃ伝わらないですねぇ私に対しては』
カウンター席に座ったそいつはパチンと指を鳴らしてウィンクをした。
メニューの件に関しては叔父叔母には伝わっているらしい。
「紅茶、砂糖マシマシで」
『お前糖尿病になるぞ???』
「やだ心配してくれてんの……?」
その一言を無視して紅茶の準備を始める。そして、とりあえず先に角砂糖を出す。
『自分で取ってくれ頼むから』
「ちぇーっ」
『まだ優しくしてるだけありがたく思え??』
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天然石 - 更新してほしいです頑張ってください (5月14日 21時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
柏よもぎ(プロフ) - sareさん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます…!そうやって褒めてくれる貴方様のほうが女神様ですわよ…(キュン(() (2022年10月27日 21時) (レス) id: c1bfd5c1d9 (このIDを非表示/違反報告)
sare(プロフ) - うわぁぁぁ、ありがとうございますほんとに。これでドスくんを補給できます()女神ですか?? (2022年10月19日 18時) (レス) id: b938a5d84e (このIDを非表示/違反報告)
柏よもぎ(プロフ) - さばさん» そう言っていただけてとても嬉しいです…!!!ありがとうございます! (2022年8月18日 9時) (レス) id: 9a8037afe6 (このIDを非表示/違反報告)
さば - あああああああああ!!やばい!ドス君尊い!作者様神では!??? (2022年8月18日 3時) (レス) @page10 id: f8d5076105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柏よもぎ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/ichigo15ca1/
作成日時:2022年7月3日 20時