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千鶴「ふぅ・・・」

山崎「・・・どうした?用が済んだのならそろそろ行くぞ」

千鶴「あ、はい!」

??「おーい、千鶴、山崎さーん!」

千鶴「あ、掠実ちゃん!今から行くところだったのに」

掠実「すぐ終わったから来たの」

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千鶴「今日の夕日は、なんだか怖いぐらいの赤ですね」

掠実「そうだね」

なんてことを話していると

山崎「っ!!!」

先を歩いていた山崎が、その場で足を止めた。

山崎「あの、どうかしましたか?」

山崎「・・・下がれ、雪村君、血桜君」

掠実「なんで僕も下がらないと・・・っ!」

千鶴「あなたは・・・!」

風間「ほう・・・これはまた、思いもよらぬ状況で出くわすものだな」

山崎「風間千景・・・!なぜおまえがこんなところにいる?」

風間「それはこちら台詞だ。幕府の犬どもがこの辺りをうろつくのはわからんでもないが。
籠の鳥を外に連れ出すとは珍しい。どういう風の吹き回しだ?」

山崎「・・・!」

風間「やめておけ。暗器の一つ二つで俺をどうにか出来るとでも思っているのか?」

山崎「・・・できないかどうか、その身で試してみるか?」

千鶴「山崎さん、待ってください。周りに人が多すぎます!」

山崎「・・・」

すぐ傍を親子連れや駆け回る子供が、次々と通っていく

掠実「それに、沖田さんでも無理だったんです。僕たちでは無理です」

それを聞いていた風間が、くつくつと笑う

掠実「何が面白いんですか?」

風間「お前ならどうか分からんがな、血桜の女鬼」

掠実「なに言ってるのか分からないんだけど。僕は鬼じゃない」

睨みを効かせながら掠実がいう。
めっちゃ膠着状態やんけ←

千鶴「掠実ちゃん、あんまり騒ぎは……」

掠実「大丈夫。起こすつもりはないわ、」

山崎「みすみす逃がすのか!?」

掠実「こちらだって戦力が万全じゃないからね」

風間「まあ今日はお前らに用があったわけではない。









必ず迎えにいくぞ。誰とは言わんがな」

そう掠実にだけ聞こえる声で去っていった。
去っていく風間を、掠実は睨んでいるだけだった。

千鶴「掠実ちゃん……?ちょっと怖いよ?」

掠実「あぁ…………ごめんね、大丈夫よ」

山崎「とにかく、この事を副長に報告しなくては…」

千鶴「だったら屯所に戻りましょう!」



キリ悪ぴえん(棒)←

報告☆え、なんか殺気ヤバイですけど大丈夫ですか?←→←最近ギャグなかったから寂しい作者です←



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作者名:かすみ&るーな*Lune | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2020年9月27日 11時

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