1話 ページ2
ピピピッ、ピピピッ
『んぅ…もうあさ、?』
カーテンを開けると心地いい日差しが入り込んでくる。今日もとてもいい天気。
(あ、そういえば……)
『妹さんが来るの……今日だ、』
眠たい目を擦りながらパジャマからお仕事用のゆったりめの服へと着替えていく。
着替え終わり、部屋を出てエレベーターへと乗り、5階にある共有スペースへと向かう。
5階へと着くと、右京兄さんが作っただろうお味噌汁のいい香りがしてきた。
『右京兄さん、おはようございます。』
この方は右京兄さん、朝日奈家の次男で弁護士もしている方です。右京兄さんは毎日私達のご飯を作ってくれるのでとても感謝しています。
右「あぁ、Aおはようございます。今日も仕事はいつも通りの時間からですか?」
『えぇ、あ…お料理手伝いますね!何を作ればよいですか?』
右「助かります。でしたら玉子焼きを任せてもかまいませんか?」
『はい!あ、でしたらだし巻きにしてもいいですか?』
右「構いませんが…何故です?」
『ふふっほら、梓兄さんがだし巻き玉子好きでしょう?せっかくならそうしようかと思ったので。』
右「なるほど、きっと梓も喜ぶと思いますよ」
『だと嬉しいです!』
要「あれ、Aちゃんだ、おはよう♡」
『要兄さん!おはようございます』
このとても派手な容姿をしているのは朝日奈家三男の要兄さん。僧侶をしているのですが、いつも女性に甘い言葉を囁いたりしているのでいつか痛い目を見ればいいと思います!
要「うんうん♡今日もとっても可愛いよ♡」
右「要!早く降りてきたなら無駄口を叩いでないでお皿でも配ってください!」
要「はいはい、わかったよ京兄」
椿「あ〜〜!!Aだ!おっはよ〜!!!」
『ヒャッ!つ、椿兄さん…おはようございます』
椿「うん!おはよ〜!」
この方は椿兄さん。朝日奈家の五男で声優をしている人です。椿兄さんが担当したアニメなどは毎週欠かさず見ていてとても凄いと思ってはいるのですが、このシスコンぶりは少し何とかして欲しいですね…、
?「こら、椿。Aが困ってるよ」
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作者名:yumi | 作成日時:2023年3月28日 14時