No.21 ページ22
「ずっと椿が頭から離れなくて、ずっと会いたかった。」
好きだよ、大好き、と繰り返し言われて、目の前がチカチカする。
ダメだ、もう無理。
俺は鈴音の肩を押して、耳元から離す。
「椿?つばー」
言い終わる前に鈴音の首を引き寄せ、唇を合わせる。
早く、鈴音が欲しい。
自分から口を開けて、鈴音にねだる。
鈴音は綺麗な顔を歪めて、悪い顔をした。
鈴音の舌が入ってくる。
それだけで俺の身体は異常な程反応した。
気持ちいい。
一回目は感じられなかった快楽が襲ってくる。
『あ、ふぁ、んぅ』
俺の声だと思えない、甘い声が漏れる。
俺の全てを飲み干そうと、鈴音は時折ジュッと音を立てて吸うから、その度に腰が浮く。
鈴音の綺麗な髪が、俺らを隠すカーテンのように見えた。
匂いすら鈴音に包まれているようで、もうまともな思考などどこにもなかった。
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
林檎 - コメント失礼します。珍しい様な内容だったので凄く新鮮で好きになりました!これからも頑張ってください!応援してます! (2月9日 21時) (レス) id: b7103bc41b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ichi x他1人 | 作成日時:2022年8月3日 16時