息の仕方 ページ5
たっつんだるまが見えなくなってすぐ、座り込んでしまったA。
A「ッ…は……、は…」
のあ「ん!?Aさん大丈夫??(焦)」
どぬく「え、え?大丈夫??(焦)」
のあがAの背中を擦って、どぬくは心配そうに顔を覗いている。
そこへ、戻ってきた三人。
じゃぱ「うわ!顔真っ青だよ!?大丈夫!?」
もふ「それに苦しそう…ねえ!ちゃんと呼吸できてないんじゃないの!?」
もふがAに合わせてしゃがむ。
そして呼吸を上手く出来ず胸を押さえるAの手を掴み、意識を自分に向けさせるために引き寄せた。
もふ「落ち着いて、ちゃんと息して。深呼吸。大丈夫、皆ここにいるから」
じゃぱ「そ、そ、そうだよ!おおお俺たちがいるからっだだだだるまさんなんか、なんかなんkmtaugjajdmぐぴぃぃぃ」
シヴァ「おいおい!じゃぱさんも落ち着けって。ほら、ひーひーふー!」
じゃぱ「ひぃ、ひぃ、ふうううう!」
シヴァ「そうそうww」
吸って、吐いて――――。
一緒に深呼吸をする。
もふ「そう…そう、上手。ちゃんとできてるよ」
呼吸が落ち着いてきた事を確認したもふは、すっと手を離した。
A「はぁ…ありがとうございます…」
のあ「良かったぁぁ。びっくりしましたよぉぉ」
どぬく「よかったぁぁ」
A「すみません、だるまさんがころんだってこんなに怖くて緊張するものなんですね…。どんな状況でも動いたら駄目なんだとか、動いたら私どうなっちゃうのかなーとか考えてたら息の仕方がだんだん分からなくなっちゃって…へへ」
どぬく「Aさんはだるまさん初めてなの?」
A「はい、私はだるまさん初めてです…」
どぬく「そっか…。そりゃ余計怖いよね」
Aは笑顔だが、未だ微かに手を震わせる手を今度はのあが取る。
のあ「手がまだ震えてますよ、顔色もまだ戻りきってないです。Aさん、シェアハウスに入りましょう?」
どぬく「入ろう入ろう」
のあ「もふくん、後ろの男子二人を連れてきてもらえますか?」
もふ「ん。おっけー」
のあとどぬくに支えられてAはシェアハウスへ。
じゃぱ「ひぃーひぃーふう!ひぃーひぃーふううっ!」
シヴァ「じゃぱさん頑張れ!もう少しだ!」
もふ「なにしてんのw」
じゃぱ「ん?恐竜の出産ごっこ??」
シヴァ「www」
もふ「遊んでんじゃないよ!wwなにしてんだよwwほら行くぞ!もう…w」
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ミナギ(プロフ) - 面白いと言って頂けて幸せです〜!( ◜‿◝ )♡次のお話も、もうすぐ投稿しますので良ければ是非、見に来てくださいね! (2022年7月27日 17時) (レス) id: 7046aa38a1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ - うわわ面白いです。早く次の話が見たいよー。 (2022年7月27日 8時) (レス) @page32 id: 9018a5d207 (このIDを非表示/違反報告)
ミナギ(プロフ) - ストロベリータルトさん» コメントありがとうございます〜!応援、とっても力になります!かっこいいからぴちの皆さんを想像して書いていこうと思っていますので、また良ければ見に来てくださいね(*´ω`*)頑張るぞ〜! (2022年7月16日 23時) (レス) id: bcd12481d8 (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリータルト(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも拝見させて頂いております!これからも頑張って下さい!応援してます( o≧д≦)oファイトー!! (2022年7月16日 22時) (レス) @page28 id: 6f84096ecb (このIDを非表示/違反報告)
ミナギ(プロフ) - kakaokuunn?@とうりすさん» ありがとうございます!亀更新ですが、また見に来て頂けたら嬉しいです(*´ω`*)宜しくお願いします! (2022年5月22日 18時) (レス) @page21 id: bcd12481d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミナギ | 作成日時:2022年1月14日 1時