あなたが無事ならそれでいい ページ23
じゃぱ「Aさあぁぁんッ！！」
扉を開けるのにドカンと凄い音を立てて入ってきたじゃぱぱは、Aとなおきりを見て目を見開いた。
じゃぱ「えっ…!?」
Aは仰向きの状態から上を向き、じゃぱぱだと気づいて助けを求める。
A「じゃ、じゃぱぱさぁぁん、助けてぇぇぇ…」
シヴァ「階段きっつ……どうしたじゃぱさん、Aさん居た…んん？？」
もふ「Aさんは！？…って、」
シヴァともふも遅れて到着し、じゃぱぱの背中から覗き込む。
じゃぱ&シヴァ&もふ「なお兄ぃ！！！？？」
目にした光景に驚くが、すぐに我に帰る。
もふ「はっ…じゃっぴ！それよりも、Aさんを助けてあげないと…！」
じゃぱ「あっ、そうだね！Aさん今助けるよ〜!」
慌ててAの救助に向かうじゃぱぱともふ。
シヴァ「なおきりさん、無事だったんだ…！」
シヴァはそう一言溢し、Aの救助に加わりに行く。
じゃぱぱがなおきりをAから引っ剥がし、上体を起こして目を覚ませと揺さぶる。
じゃぱ「全く、Aさんにそんなひっつくなんて羨ましいぞ…！なお兄！おーきーてぇ！！」
なお兄「……」
シヴァ「全然起きそうにないな…おーい、なお兄〜」
腰をおろしたシヴァは、頬をぺちぺちと叩く。
「大丈夫？」と声を掛け、Aに手を差し出したもふ。
Aはその手に掴まって身体を起こした。
もふ「Aさんが無事で良かった。急に居なくなるから心配したよ…」
安心した表情を見せる、もふの前髪の後ろから覗く額や首筋に汗が滲んでいるのが見えて必死に探してくれていた事が伝わる。
A「心配掛けてごめんなさい………最上階まで階段で来るしか手段がなかったのによく、あの長い階段を上がって来られましたね。確信がないと登ろうなんて思わない程だと思うのに…」
もふ「Aさんが居なくなってからそんなに時間は経ってなかったし、あれからすぐにじゃっぴ達と合流して事情を説明して全員で周辺を探したんだ。で、最後に残ったこの廃病院に居るだろうってことで上がって来た訳」
周辺ってどれくらいの距離だろう…
そんなに探してくれてたのかと、口を開けてサァァ…と顔を青くして冷や汗を浮かべるA。
そんなAを見て笑い出したもふ。
もふ「くっ…あははっww…あーもう…そんな顔しなくてもいいじゃん〜。ふふっ、Aさんが無事だったからいいんだって」
気にしなくていい、と言葉の代わりに頭を撫でた。
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ミナギ(プロフ) - 面白いと言って頂けて幸せです〜！( ◜‿◝ )♡次のお話も、もうすぐ投稿しますので良ければ是非、見に来てくださいね！ (2022年7月27日 17時) (
レス) id: 7046aa38a1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ - うわわ面白いです。早く次の話が見たいよー。 (2022年7月27日 8時) (レス) @page32 id: 9018a5d207 (このIDを非表示/違反報告)
ミナギ(プロフ) - ストロベリータルトさん» コメントありがとうございます〜!応援、とっても力になります！かっこいいからぴちの皆さんを想像して書いていこうと思っていますので、また良ければ見に来てくださいね(*´ω｀*)頑張るぞ〜！ (2022年7月16日 23時) (レス) id: bcd12481d8 (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリータルト(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて頂いております！これからも頑張って下さい！応援してます( o≧д≦)oﾌｧｲﾄｰ!! (2022年7月16日 22時) (レス) @page28 id: 6f84096ecb (このIDを非表示/違反報告)
ミナギ(プロフ) - kakaokuunn?@とうりすさん» ありがとうございます！亀更新ですが、また見に来て頂けたら嬉しいです(*´ω｀*)宜しくお願いします！ (2022年5月22日 18時) (レス) @page21 id: bcd12481d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナギ | 作成日時：2022年1月14日 1時
