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みぞの鏡 ページ33

『…何でもない。…ハリー、ロン…もう帰ろう?これは見てはいけない気がするの。』
ハ「何が見えたの?」
『…それは…』

…カタン

ハ・ロ・A『「「…?!」」』

3人が慌ててマントを被るとミセス・ノリスが顔を出した。
しばらくしてミセス・ノリスが向きを変えて去っていった。

ロ「まだ安心できない――フィルチのところに行ったのかもしれない。僕達の声が聞こえたに違いないよ。さぁ」

ロンと一緒にハリーを部屋から引っ張り出した。

次の朝、ロンからハリーがあの鏡のことについてずっと考えている、ということを言われて、夜、もう一度ハリーについていくことにした。
ハリーからは少し反対されたが、ハリーのことが心配だったので、ハリーに頼み込んでやっとついていけるようになった。

あの部屋についた途端ハリーは走って鏡の前に座って鏡の中をのぞき込んでいた。
私は、壁際の机に寄りかかって鏡について考えていると文字を逆さまに読むことを考えついた。

『…わたしは あなたの かお ではなく あなたの……』
ダ「Aには分かったようじゃの。」

声が聞こえて隣を見るとダンブルドア校長が机に座っていた。

ハ「?!」
『…あなただったんですね。ずっとつけていたのは。』
ダ「ハリーが心配での…」
ハ「ぼ、僕、気が付きませんでした。」
ダ「透明になると、不思議にずいぶん近眼になるんじゃのう」

ダンブルドア校長が机から降りてハリーの隣に座った。

ダ「ハリー、君だけではない。何百人も君と同じように、この“みぞの鏡”のとりこになった」
ハ「先生、僕、そういう名前の鏡だとは知りませんでした。」
ダ「この鏡が何をしてくれるのかはもう気付いたじゃろう」
ハ「この鏡は僕の家族を見せてくれました……」
ダ「そして君の友達のロンには、首席になった姿じゃった」

…やっぱり…

ハ「どうしてそれを……」
ダ「わしはマントがなくても透明になれるのでな」
ダ「それで、この“みぞの鏡”はわしたちに何を見せてくれると思うかね?」

ハリーは首を横に振った。

ダ「Aは、どう思うのじゃ?」
『…心ののぞみを映す鏡…心で1番強く望んでいることを映し出す…それが非現実的でも…例え映っている人が…亡くなっていたとしても。』
ダ「そのとおりじゃ。ハリーは家族を知らない、だから家族に囲まれた自分を見る。ロナルド・ウィーズリーはいつも兄弟の陰でかすんでいるから、兄弟の誰よりも素晴らしい自分が1人で堂々と立っている姿が見える。」

ice:今回よく喋りますね…ダンブルドア先生 ダ:久しぶりの登場じゃからのう! ice:ちょっとカットしようかとか考えましたよ。割と本気で。ダ:酷いのう…→←ハリーの家族



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設定タグ:ハリポタ , ハリー・ポッター , セブルス・スネイプ   
作品ジャンル:恋愛
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ice(プロフ) - MMさん» コメントありがとうございます!喜んでいただけて嬉しいです!もっと面白くできるように頑張りますね! (2016年7月3日 7時) (レス) id: 3c37d3bfaa (このIDを非表示/違反報告)
MM - iceさん» こんちはです!凄いおもろいです!頑張って下さい! (2016年7月3日 5時) (レス) id: e6b850aa49 (このIDを非表示/違反報告)
ice(プロフ) - 貝の怯え*リュフィーネさん» コメントありがとうございます!……そうですね…一人称を変更できるように設定しておきます!貴重なご意見ありがとうございました! (2016年7月1日 16時) (レス) id: 3c37d3bfaa (このIDを非表示/違反報告)
貝の怯え*リュフィーネ - あ、でも親世代の時代では僕がいいです( ・ω・) (2016年7月1日 14時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
貝の怯え*リュフィーネ - はじめましてです!ストーリーの展開が面白いです!更新応援しております!!(あと、私個人的には スネイプ先生は 対外的には「我輩」心の中での一人称でice様の好きな一人称でどうでしょう......教授の我輩呼びすごく好きなんです、心を閉ざした感じがなんとも...w (2016年7月1日 14時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ice | 作成日時:2016年1月25日 0時

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