愛してるを知りたい少女〔リヴァイ〕 (ページ17)

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壁外調査① ページ17

捻挫も何とか治って、いよいよ、壁外調査。

「エルヴィン団長！あ巨人どもを蹴散らしてください！」

「見ろ！リヴァイ兵士長とA副兵士長だ！」

「一人で一個旅団並みの戦力だってよ！」
へーリヴァイ、人気だねー。注目の的だ

「それより、A副兵士長、綺麗だよな～。まさに、絶世の美女だよ。」

「その、美貌に似合わない類稀なる戦闘力だよなー」

「ちっ！うるせぇな」

『うるさいわね、確かに』

「みんなの、羨望のまなざしも、あなたの潔癖すぎる性格を知ったら幻滅するだろうね。」

『そうね』

「今回はどんな巨人に会えるのかなぁ！奇行種とかいたらもう、最高なんだけどなぁ！」
うわ、でた、ハンジの巨人好きが・・・

『奇行種ならここに一匹いるけどね』
「奇行種ならここに一匹いるけどな」

「え、どこどこ？」
いや、ハンジ鈍感すぎるわ、ここに奇行種なんかいるわけないじゃない。

「ここだ」
『ここよ』
またはもった

「前進！」
よし、前進ね・・・

ーーーーーーーーーするとーーーーーーーーーーーーー

『みて、巨人に食われそうになっている兵士がいるわ。』

「よし、行くぞ」

「お前らなんかきっと、リヴァイ兵長とA副兵長が！」
私たちは協力して、うなじを削いだ

『右に一体、左に二体よ。』

「兵長、副兵長！増援を集めてきました！」
ぺトラ偉いわね

「ぺトラ、お前は下の兵士を解放しろ。残りの全員は右を支援しろ。俺たちは、左を片付ける」
分析がすごいな、よし、がんばろ

「おっとおとなしくしてろ。そうしないとお前の肉を綺麗にそげねぇだろうが。」

『おとなしくしてなさい。そうしないとあなたをうまく削げないでしょうが。』

ーーーーーーーーーー
「兵長、副兵長、血が止まりません・・・」

「へ・・いちょう・・ふく・・へいちょう・・」

「なんだ？」

『なに？』

「俺は、人類の役にたて・・たでしょうか？このままなんの役にも立てずに死ぬのでしょう・・か？」
その兵士が出した手をリヴァイが握って、その握った手を私の手で包み込んだ。

『あなたは十分に活躍したわ、そしてこれからもよ。』

「お前の残した意思が俺たちに力を与える・・・」

「約束しよう！俺たちは必ず！巨人を絶滅させる！」

「兵長・・・副兵長・・・彼はもう・・・」
ぺトラが涙を流しそういった

「最後まで聞いたのかこいつは」

『ええ、きっと聞こえてたはずよ、だって安心したように眠っているもの』

「ならいい」