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「ジャイロさん、私なんかに付き合ってたら遅れちゃうんじゃ…」
ふとそう聞くが、彼はいや、と首を横に振る
「お前も俺について来てて思っただろ？かなりハイペースだったって。だからまあちょっとくれー大丈夫だろ。きっと」
「僕もそうおもーう。疲れたし今日くらいはいいでしょ。多分」
いつの間にかそこにいたジョニィさんも彼に賛同する。そういうものか、と思って私はその好意を有難く頂戴した。彼らはただ純粋に勝利を目指していて悪意は全くない。そして、彼らが私のために行うことはレースの勝ち負けを度外視して、ただ彼らの善性のみから行われている行為だろう
「でもどうして私が悪いやつじゃないって思うの？もしかしたらそういう演技かもしれないですよ」
そうとも聞いてみると、彼らは
「だったらそっちこそ、必死こいて俺らに着いてきてる間に攻撃なり何なりできたんじゃあねえの？攻撃どころか抜かそうともしてなくて、ただただ俺らに着いてくるのが目的のように見えた。だからだよ」
「僕は見ればそうだってわかるよ。だから初めにジャイロに言ったんだけどね」
「いやいや、おめー可愛いからいいっしょ〜て感じだったじゃあねえかよ。カッコつけてんじゃあねえぞ！」
「オイッ、言うなよそんなことっ」
二人の掛け合いに、私は笑いを漏らす。ジャイロさんは冷たい印象があったが、話してみると何だか明るくておもしろい人だ。ジョニィさんも優しくておもしろい。そして二人はとても仲が良さそうでやっぱり素敵だった
「二人とも仲良しですね」
そう笑うと彼らはただただニヤリと口角を上げるだけで何も言わなかった。そのような不思議さも彼らの魅力のように思える
「てかさーAは何で俺たちについてきたの？」
ジャイロがそう言う。彼もここで泊まることにしたみたいでテントを出していた
「えへっ、ちょっと恥ずかしいんですけど、ジャイロさんがとても綺麗だったから」
私がそう言うと、彼は何かを考え込むように少し黙った。その瞬間、彼が少し口元を歪めたかのように見えた。しかし次の瞬間には笑顔で私の頭を撫で回していた
「俺は全然綺麗なんかじゃあねえよ」
その言葉の真意に気付けるのは、後に彼が自分の家業について教えてくれた時だったが、私は彼の言葉がいまいち理解できなくて、とりあえず一緒に笑っておくのだった
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ウィルゴ・パルテノス - リクでジョルノとドナテロとリキエルとウンガロ四兄弟にサランラップのイタズラをしてみたをお願いします (2022年11月6日 20時) (
レス) id: b628f3ea92 (このIDを非表示/違反報告)
たつみ(プロフ) - 森さん» ありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいです😭これからもよろしくお願いします！頑張ります💪 (2022年11月6日 20時) (レス) id: 6e90ef0999 (このIDを非表示/違反報告)
森(プロフ) - ジョジョの反応集は大好物なので、こういう作品大好きですッ!!口調も掴めてて凄いし…これからも更新頑張って下さい!! (2022年11月5日 11時) (レス) id: 16b29645b2 (このIDを非表示/違反報告)
たつみ(プロフ) - ウィルゴ・パルテノスさん» ありがとうございます！遊戯王は詳しくないのでもし違うところがあればご指摘お願いします！少々お待ちください〜🙇♂️ (2022年11月4日 22時) (レス) id: 6e90ef0999 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - リクでテレンスさんと一緒に遊戯王のカードゲームをしてみたをお願いします、夢主人公ちゃんのデッキはトゥーンデッキでお願いします (2022年11月4日 16時) (レス) id: b628f3ea92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンシル | 作者ホームページ：http://uranaimonsuto
作成日時：2022年6月10日 1時
