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彼は上を見上げ、固まった。そう、彼の視線の先には私が貼ったポスターがあったのだ！タラ〜ン！
「…何だ、あのおぞましいものは…」
「あっ、気づきました？見せたいものはそれです！実はこのポスター、今日公開された映画のモンスターです！」
「いや、いい。何故あんなものを私のベッドから見えるところに…」
「インパクトあるでしょう？ね、怖くないですか？私もう二回見たんですけど、とっても怖いし意外性もあっておもしろいし、DIO様興味無いですか？…あ」
嬉嬉として喋る私は、DIO様がそんな私と対照的に暗い顔をしているのを見て気がついた。私、ヤバいことしちゃったんじゃないか、と。無断で部屋に入り、見たくもないかもしれない芸術的でもないポスターを勝手に貼り、挙句の果てオタク特有の早口でベラベラ喋り倒す。私の命は終わった
「も、ももも申し訳ありませんDIO様っ！DIO様に一緒に見てもらいたくてこんな出しゃばった真似を…！どんな罰でも受け入れます！！」
DIO様は、私の言葉にピクリと眉を動かした。私は彼の顔が一層怖くなったのを見て、動悸が止まらなくなった
「今、なんと言ったか？」
「罰、罰をなんでも」
「違うそっちじゃあない、今私と映画を見に行きたい、と？」
「あっ、ヒィイイ！すみません、出しゃばりすぎました、死にます！」
「……罰なんていい。私も、映画を見てみたい、ぞ」
私は土下座して頭を床に擦り付けていたが、DIO様のその言葉に顔を上げた。今映画見たいって言った？布教成功した？
「うっ……でぃおさまぁ〜…！」
嬉しさと安堵の涙が出て、私の顔が綻んだ。視界が歪んで何も見えなかったが、DIO様は笑った気がした
「A、私と映画を見に行ってくれるかな？」
「でぃぼざま〜っっ！！もちろん、もぢろんでずっ！」
「フフ、汚い顔だ…」
DIO様はそう言いながらも、満更でもなさそうだった。DIO様は本当に優しくていいお方だ。その証拠に、彼は近寄ってきて頭を撫でてくれた
「さあ、A、もう朝になるからな。私と一緒に寝ようか」
「あ、いえ、これから私には(ネットの海で暴れまわるという)任務がありますので。申し訳ないのですがここで失礼いたします」
「あ、そ、そうか」
私は一礼して、部屋を出た。さてこれから今日の映画を見た感想を言いながら暴れ回らなきゃな！
DIO様が私に優しい理由は後に明らかになるのだが、映画の余韻に浸る私は、まだそんなこと知る由もなかった。
ふわふわな関係【ウェザー・リポート】→←恐怖の象徴【DIO】★
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ウィルゴ・パルテノス - リクでジョルノとドナテロとリキエルとウンガロ四兄弟にサランラップのイタズラをしてみたをお願いします (2022年11月6日 20時) (
レス) id: b628f3ea92 (このIDを非表示/違反報告)
たつみ(プロフ) - 森さん» ありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいです😭これからもよろしくお願いします！頑張ります💪 (2022年11月6日 20時) (レス) id: 6e90ef0999 (このIDを非表示/違反報告)
森(プロフ) - ジョジョの反応集は大好物なので、こういう作品大好きですッ!!口調も掴めてて凄いし…これからも更新頑張って下さい!! (2022年11月5日 11時) (レス) id: 16b29645b2 (このIDを非表示/違反報告)
たつみ(プロフ) - ウィルゴ・パルテノスさん» ありがとうございます！遊戯王は詳しくないのでもし違うところがあればご指摘お願いします！少々お待ちください〜🙇♂️ (2022年11月4日 22時) (レス) id: 6e90ef0999 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - リクでテレンスさんと一緒に遊戯王のカードゲームをしてみたをお願いします、夢主人公ちゃんのデッキはトゥーンデッキでお願いします (2022年11月4日 16時) (レス) id: b628f3ea92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンシル | 作者ホームページ：http://uranaimonsuto
作成日時：2022年6月10日 1時
