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涙で濡れた顔を見られたくなくて振り返ることが出来なかった
「お前らが泣かせたのか？」
「えっ！！違う…こともないっスけど…いやぁでも直接的な原因は俺らじゃあねえっスよ」
「そうそう！でも俺らにも非があることは確かだぜえ」
「…そうか」
違う、皆悪くないと言おうとして出てきたのは嗚咽だけ。彼が来てから涙が流れる量が増えたと思う
手で顔を覆って見られないようにするが、これじゃあもっと泣き出したみたいだと後悔した。二人が焦っている
「A、なぜ泣いてるんだ。教えてくれ」
「うっ、ぐすっ」
話そうとすると酷くなってしゃくり上げるように泣いてしまう。これじゃあダメだ。放っておいて欲しい
「…失恋っスよ。正確に言うと、ちょっと違うんスけどね。結構前からコイツ、叶わねえ恋っつーのをしてたんですよ」
うんうんと億泰が頷く。それ本人に言っちゃうかーーと思って恥ずかしくて涙が出てきた。耳も熱い
「…相手は誰なんだ」
「言えるわけねーっスよお！本人に聞いてください」
私はその言葉を聞いて首をふる。ぜっっったいにいえない。なんでこっちにフルのと思いながら私は机に突っ伏した。もう消えてなくなりたい
「教えてくれないか、A」
「いやです、ほんとに、ダメ、むり」
顔も熱い、最悪だ恥ずかしすぎる。こんなの恥晒して終わりなパターンもうイヤ仗助絶対に恨む
頭の中でそんなことを考えていると、承太郎さんの手と思われる何かが頭の上に乗る。驚きで声が漏れる
「嫌ならいい。無理させたな」
ぎこちない動きで後頭部を二回ほど撫でられて、温もりが消えていった。どうやら去ったみたいだ。私は安心して顔を上げる
「ううっ、じょ〜すけく〜ん、後で覚えててよ！あんなの本人の前でなんていえ……え？？」
私の目の前にいたのは仗助ではなくメニューを持った承太郎さんだった。そして自分の言動を思い出すと、やばいことを言ってしまったと顔が赤くなる。二人とも同じ驚いた表情をしていた
自爆したー！
「そ、そうだったのか…、すまない、気付かなかった」
承太郎さんも驚いたように、いつもより目を少しだけ見開いていた。だがもう私は羞恥しか感じていない
「も、も、ももも申し訳ございませんでしたーーー！！！」
私は恥ずかしさのあまり謎にそう叫んで店から走って逃げた。気が気でなくて三日も引きこもった
三日後、吹っ切れた私は好きオーラ全開で絡みに行ったことはもう言うまでもない
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たつみ(プロフ) - 海月さん» いえいえ、私もサーレー好きなのでリクエスト貰えて嬉しいです、ありがとうございます！海月様の思っていたものと違っていないかどうか不安でしたが、ご期待に添えられたようなら良かったです＜(_ _)＞また機会があればよろしくお願い致します！ (2021年6月4日 13時) (
レス) id: 1c25c6a3e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - リクエストにお応えしていただきありがとうございました。今回もとても素晴らしいお話でした。サーレーの夢小説を書いてくれる人は少ないので助かっています。本当にありがとうございました。 (2021年6月4日 7時) (レス) id: fb1aebaa24 (このIDを非表示/違反報告)
たつみ(プロフ) - 海月さん» 了解です！遅くなってすみません(>_<;)出来上がった話に問題点があったら遠慮なく仰ってください！少々お時間頂きます＜(_ _)＞ (2021年6月4日 0時) (レス) id: 1c25c6a3e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - リクエスト失礼します。サーレーの夢をお願いします。病んでいる感じで書いてくれたら嬉しいです。よろしくお願いします。 (2021年6月1日 22時) (レス) id: fb1aebaa24 (このIDを非表示/違反報告)
たつみ(プロフ) - モモまんじゅうさん» 了解です！ありがとうございますm(*_ _)m完成したものに何か気に入らない点などがありましたら、遠慮なく仰ってください！ (2021年5月28日 21時) (レス) id: 1c25c6a3e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンシル x他1人 | 作者ホームページ：http://uranaimonsuto
作成日時：2018年12月30日 17時
