お兄ちゃんたちのブログで何故か私がモテモテなんですが。3【黒バス】

(ひゃくさんくりっく) ページ13

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「A…や、その、原サマってさ、」

「普通に呼べないの」



いい加減、『A』って呼んだら私が般若顔になることくらい学習しろよバル崎…。
そして何？？？なんなの『原サマ』って。『サマ』って。私の地位凄すぎるだろ。


「普通ってなんだよ」


「原、とか普通。……あ、次名前で呼んだらぶっとばすからちょっと試しに名前で呼んでみてよ」
「それぶっ飛ばされろってことだよな嫌だわ普通に」




普通がゲシュタルト崩壊間際(^ω^)
…とりあえず、このまま崩壊するよりは話を戻して。



「で、用件は」



そういうところ変わってねぇなぁー、というバル崎にチョップを食らわしてやった。
別に悪口のつもりで言ったんじゃないだろうけど、なんかｲﾗｯときた。
野生の勘?←





「あ、いや、それでよ、
　俺の記憶上、中学時代は“めんどくさいことが嫌いなやつ”だったはずだ。」


「今でも変わらないけど何か?」


「ナンデモゴザイマセン
　…いや、あ、えっとだな。


　で、なんで“めんどくさいことが嫌い”なのに、“わざわざバレたらめんどくさいこと”をやってるのかが気になってよー…」




夜も眠れないんだ、というバル崎は放っておこう。
たぶん嘘だ、そんなツヤツヤな肌しやがってバァカ。





…でも、その問いは私にも興味があった。


自分自身のことなのに、それだけは(冷静に考えたらそれだけじゃない。と思うけど)よく分からないからだ。





「あー…性格？よくわかんないけど」



でもバル崎だし適当にあしらっておけばいいか☆
ということで、性格のせいにした。バル崎は信じた。←

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