松野さんは隣です8 ページ10
食事をしながらここまでの経緯をきく。
「ふむふむ、一松さんとカラ松さんは兄弟...ということでいいんですね?」
「ああ!」
「うん」
「そういえば一松さんに会う前くらいに赤いパーカーをきたそっくりな顔をした人が訪ねて来たんですが、その方も兄弟ですか?」
というとびくっとする一松さんとむせるカラ松さん。
え、大丈夫かな
「お、おいカラ松ガール!そいつになにか変なことされなかったか!!?」
「あぁ、そういや来てたな、おそ松兄さん」
おそ松兄さん?
みんな名前に松がついているようだし多分兄弟なのだろう
「三兄弟なんですね...。それにしても皆さんそっくりですねw」
という瞬間、すこしぽかんとするお二人。
ぽかんとした顔もそっくりなあたり兄弟なんだなーと思う
それより私、変な事言ったかな
何やら納得がいったのか一松さんがこう告げる
「あぁ、言ってなかったね
俺んち、6つ子なんだよ」
...え?
「6つ...ご?」
6つ子ってあの6つ子?
聞き間違いだよね。
6人兄弟の事言ってるんだよね
「ん、んんっ
ちょっとよく聞こえなかった
もういっかいいい?」
「だから6つ子だって」
「6人兄弟でしょ?」
「いや、全員一卵性の6つ子なんだって」
「ええええ!?」
まあ、その後にむせてしまい、優しいカラ松さんがお水を渡してくれたのは言うまでもないと思う。
カラ松さんマジで神だ...
一松さん、笑わないで...
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作者名:鏡の国の時計 | 作成日時:2018年2月10日 2時