松野さんは隣です7 ページ9
とりあえず2人を中に入れてから話をする..
一松さんを待っていたので少しお腹がすいていたからか、食卓から漂ってくるいい匂いが気になってくる
カラ松さんに至ってはちらちらと食卓の様子を伺っている
もしかして、朝ごはん食べてきてないのかな..
「カラ松さん、もしよければ食べていきます?
昨日作りすぎた手羽先もまだ残っているので..」
というと
「いいのか!?」
と嬉しそうにするカラ松さん。
「いや、さすがにいいよ
俺の部屋で猫缶でも食わしとくから」
と一松さん。
って猫缶はダメなんですけども..!
「いいですって、ところでなんでカラ松さんは朝からこちらへ..?」
「あ、ああ。
一松がいなくなってたのでマミーに問い詰めたのだが..
なかなか口を割らなくてな。
今日の朝に教えて貰って来たんだ」
お、おお..!なんて兄弟思いな..!!
「鬱陶しいんだよクソ松」
「待ってなんで一松さんそんな辛口なの?」
「あ、やっとA敬語やめたね」
いや、それは...気になるでしょ
「もしかして...一松さんってカラ松さんが好きなんですか?」
「はぁ!!?そ、そ、そんなわけな、いじゃん」
めっちゃ動揺してるやん..
嬉しそうに一松さんを見るカラ松さん
なんだろ、カラ松さんに尻尾が見える。
ちぎれんばかりに尻尾振ってる気がする
一松さんは闇のオーラが増したし..
なんか、同い年くらいのはずなのに可愛く見えてくる...
もしかして前に来た赤い人も兄弟なのかな..
それにしてもそっくりだなぁ..
「とりあえず食べましょ」
というと嬉しそうに食卓につく2人。
さすがに私もお腹が空いた
追加の白米と味噌汁を出してから手を合わせる
「「「いただきます。」」」
一晩たっても手羽先はおいしかった。
やるな..タイムセール...
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作者名:鏡の国の時計 | 作成日時:2018年2月10日 2時