松野さんは隣です６ ページ8
翌日、昨日の余り物の手羽先と白米、朝に作った味噌汁を食卓に並べて一松さんを待つ。
そう言えば会った時に敬語もさん付けもなしって言われた気がするけど....気にしたら負けかな
きっと一松さんも覚えてないしね！(フラグ)
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
「あ、はい！」
「ふっ、オレが来たぜぇ！マイブラザー！」
...イメチェンかな？
「え、あの...イメチェンですか..？」
なんか言ったら悪いけど...朝からグラサンに革ジャンは眩しい。眩しすぎる。
「んんん！？これは麗しきレディじゃないか！
まさか一松...彼女が出来た...のか？」
何が何だか分からないがとりあえず誤解されてる気がする
「え、一松さん寝ぼけてます？昨日あったばかりですけど...」
「違うぜ、俺の名はカラ松！
最高にホットでクールなギルトガイだ..」
おっと眩しい。
じゃなくて！！
「え、え？？一松さんじゃないんですか！？」
もしかしたら前に彼が言っていた兄弟ってカラ松さんのことなのかな...
「違うぜ、オレはカラ松だ。
ところで一松は？」
「あ、あの..一松さんは隣の部屋ですけど...」
ｶﾞﾁｬ
カラ松さんが何かを言おうとした瞬間近くからドアの開く音がする。
「げっ、クソ松
なんでいるんだよ？」
「そこだったか！ブラザー！
失礼したな、カラ松ガール」
この人、ただのやばい人かと思ったら謝るあたり結構いい人かもしれない..
ｸﾞｩｰ
カラ松さんが急にビクッとする...
あれ、可愛く見えてきた...
「とりあえず、中入りません..？」
「うん／あ、ああ..////」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鏡の国の時計 | 作成日時：2018年2月10日 2時
