松野さんは隣です。【おそ松さん】 (ページ11)

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松野さんは隣です９ページ11

一卵性の6つ子なんているもんなんだなぁ...

｢ぁ、でもたしかによく見ると結構違いますよね｣

というと少し驚いた顔をする2人。

｢うっわ、こんな会ってすぐで俺らの違い見抜く人初めて見た｣

｢イヤミですら未だにオレらを間違うしな｣

え、イヤミって人を知らないけど多分かなり仲良い人なんだよね

｢でもお二人もよく見るとわかりやすいですよ

一松さんは髪が少しボサボサで半目ですし

カラ松さんは目元がキリッとしていて眉毛が太いですよね｣

というとおおっと感心する2人。

そんなに間違えるもんかなぁ...。

｢そういえばだが、おそ松ですら服装を入れ替えたオレらに気づかなかったよな｣

と言った瞬間、一松さんがカラ松さんになにか投げる

投げ....えっ！？

よく見ると投げられたのはお箸のようだ

おでこにクリーンヒットしたようでカラ松さんがおでこを抑えてぷるぷるしている

可愛く見えた自分はどこかおかしいのだろう

｢なんで投げたんですか！？｣

｢なんでそれ言うんだよクソ松！｣

え、何かあったのかな

2人がわたわたしてるあいだにすこし冷めてしまった白米と甘辛煮を貪る私。

うん、おいしい。

最後の一口を食べてから味噌汁に手を出す

味噌汁は日替わりで薄目と濃いめを変えている

毎日同じ濃さでもつまらないからね

今日は薄目の日

ずずーっとすするとさっきまで食べていた少し濃いめの甘辛煮の味と混ざりあってとても美味しかった

ちょうど2人で話すのが終わったようで朝ごはんを咀嚼している

おいしいものってやっぱりいいなぁ...