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『 Aちゃん、着いたよ、どこにいる？ 』
「 えっと…ファミマが近くにある…… 」
『 チッ、反対だ、今からそっち向かうから動かないでね 』
「 えっ！ う、うん！ 」
この距離がすごくもどかしくて、無性にイライラする。
無我夢中で走ってると見えてくるファミマの看板。
スピードを落として息を整えながら周りを探す。
『 …あれ……いない…？ 』
動かないでねって言ったのに…
店の中にでもいるのかもしれないと、自動ドアを開けた時、俺の胸に直接響くみたいに聴こえてきた声。
「 片寄さんっ！！ 」
『 …Aちゃん！ 』
後ろから呼ばれて振り向くと、サイダーを２本抱えたななちゃんが立っていた。
うるさい雑踏の中、鮮明に、なんの邪魔もなく俺に届いたその声は、１週間前のとは少し違くて、なんだかスッキリしたようにも聞こえる。
直ぐに駆け寄って触れたかった。
だけど、まだそんなこと出来る立場じゃなくて、すっかり立ち尽くした俺に何のお構いもなしに駆け寄ってくるAちゃん。
「 …こんばんわ、」
『 ……こんばんわ 』
「 あの…怒って、ますか？ 」
『 …動かないでねって 』
「 …あ、ごめんなさい、コレ、買ってました 」
これ、片寄さんのです、って自分が持ってるのと同じのを差し出す。
少し汗をかいてる缶のサイダー。
それを受け取ると、にこって笑ったAちゃん。
やっと会えた、ずっと会いたかった笑顔に。
やっと聴けた、ずっと頭から離れない綺麗な声を。
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くまのぷーさん - あ〜もう、本当に良かったです！やっぱりなーちゃむさんにリクエストして本当に良かったです！これからも頑張って下さい！応援してます！ (2016年4月29日 20時) (
レス) id: cf8db695fd (このIDを非表示/違反報告)
くまのぷーさん - なーちゃむさん» あ、今気がつきました笑 本当に嬉しいです！私のリクエストが長編にして下さって……………。光栄です！こちらこそありがとうございます！続き、楽しみにしてますね♪ (2016年4月15日 20時) (レス) id: cf8db695fd (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃむ(プロフ) - くまのぷーさんさん» いつもありがとうございます（；_；） このお話の案、短編の時にリクエストしてくださったのを元にしてます、あっちでもお伝えしたのですがここでも一応、笑 これからもよろしくお願いします(>_<) (2016年4月15日 13時) (レス) id: 3a9aed4a40 (このIDを非表示/違反報告)
くまのぷーさん - 涼太くん、うまく言えないですけどいいですね！ナンパされたいです笑 続き、楽しみです！頑張って下さい(^ ^) (2016年4月14日 23時) (レス) id: cf8db695fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーちゃむ
| 作成日時：2016年4月14日 0時
