お気に召すまま。４

154. side H ページ7

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もう１週間か

Aちゃんを慰めるために探したカフェで、沈みまくるAちゃんと向き合ったのは


あれ以来、Aちゃんと外に出かけるなんてことなくなった

まぁ、あんな事があったから仕方ないんだけど


あれ以来、事務所でちょっと会って、どんどん熱くなるAちゃんのテンションを宥めて、その場解散



……なんかすごいことしでかしそうでやばい





玲『 ねぇ、Aちゃんとご飯行きたい 』


白井『 あとちょっと待ってろ 』


涼『 いいなぁ、玲於は自分に正直に生きてて 』


隼『 え、ちょっと待って、なんで今俺涼太くんと目合ったんすか？しかもなんでちょっと笑ってんすか？ 』


涼『 いや別に？ 』





怖いんだよなぁ、涼太くん
見透かされてる感溢れ出てる。





玲『 隼は？Aちゃんと飯行ってんの？ 』


隼『 行くわけないでしょ、俺ちゃんとそういうとこ弁え(わきまえ)てるから 』


玲『 俺が弁えてないみたいじゃん 』


隼『 俺だって玲於みたいに真っ直ぐになりたいよ 』


涼『 え、なにこれラブストーリーでも始まる？ 』





こんな呑気なこと言ってらんないんだよ

必死なんだから、俺だって









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