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……何やってるんだ私、
あんなに勢いづいてたのに、足が動かない
目の前にある “社長室” と書かれたプレート
13時にアポをとって、今は12時45分、アポをとってる時点でなにやってるの、って感じなのに、まさかほんとにアポが通るなんて、
『 あれ、桃田さん？どうしたの 』
声がした右に振り向くと、緩く笑ってるヒロさん
中入りなよ、って扉を開けてくれたヒロさんは、こんな私にでも優しくしてくれる。
「 失礼します、 」
近くのソファに座るように促されて、静かに腰を下ろすと、ヒロさんが話のきっかけをくれた
広『 このタイミングの桃田さんなんて、なんの話か分かるけどね、どうしたの？ 』
「 …黒木さん、のことなんですけど、 」
広『 うん 』
「 やっぱり、黒木さんとこれからもお仕事したいです 」
ヒロさんは、柔らかく口角を上げて、引き出しからひとつのファイルを取り出した
広『 うちの雑誌があるでしょ？月刊EXILE 』
「 …はい、 」
広『 実はね、黒木さんにはその雑誌の専属ライターになってもらおうとしてたんだ 』
咄嗟にファイルから取り出したのは、その旨が書かれた書類だった
一番下には、黒木さんのサインと実印
……う、嬉しい…！
広『 この前の件、その書類にサインした後なんだよね 』
「 え…… 」
広『 正直、もうその書類無かったことになるつもりだったんだけどね、桃田さん、来ちゃったから 』
笑いながらそんなことを言ったヒロさんは、私から書類を取り上げて、ハンコを取り出した
チラッと私を見てから、ため息混じりに笑って、頷きながら書類を見つめると、ポンっとハンコを押し付けた
広『 スーパーヒーローだね、桃田さん 』
「 ……あ、ありがとうございますっ！ 」
広『 これ、黒木さんに渡して来て？ 』
「 …はいっ！！ 」
今なら空を飛べそうだ
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しおり(プロフ) - ずっとずっと両片想いだった2人がやっと意思疎通できましたね(TT) 腕掴んだところからの隼くんがすっごくかっこよかったです、、 そしてなーちゃむさん、おきめすお疲れさまでした！これからも楽しみにしてます＾＾ (2018年4月20日 19時) (
レス) id: a5d5cf03d8 (このIDを非表示/違反報告)
こもりす(プロフ) - わわわ、ついに！！(〃▽〃)すごくキュンキュンしました！！ (2018年4月19日 23時) (レス) id: 0ea86e4b3c (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - このお話大好きです！隼くん可愛すぎて独り言言いながら見てます(( 忙しいと思いますが、更新楽しみにしています！！ (2018年4月18日 2時) (レス) id: ff8702237c (このIDを非表示/違反報告)
まい - 久しぶりの更新ありがとうございます。楽しみにしてました！相変わらずの隼くんで嬉しいです。 (2018年2月20日 22時) (レス) id: 78a8f8d000 (このIDを非表示/違反報告)
2e2r2k(プロフ) - 久々に更新したとおもったら、こんな感じですか。 (2018年1月17日 6時) (レス) id: 65da477085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーちゃむ
| 作成日時：2017年9月17日 22時
