【ヒプノシスマイク】おい、こいつどうにかしろpart5

story138 ページ21

｢もうじき二郎と三郎も帰ってくると思うんだ
もしかして、俺だけに話があったか？｣

｢ううん、2人にも話しておきたいから待たせてもらってもいいかな？｣

｢あぁ｣





一郎くんの入れてくれたコーヒーを1口飲み、ふぅ……と一息ついた



一郎くんは何やっているのかなと思いチラッと見てみると、食器を洗っているという家庭的な面を見せた



いや、まあ当たり前だと言えば当たり前なんだけど……



そんなところを想像していなかったから、少しだけ驚いてしまう



そんな様子を見ていると視線に気づいたのか

『どうかしたか？』

と笑顔を見せた






｢な、なんでもないよ
やっぱり家事とかするんだなって思って｣

｢これぐらい誰だってやるだろ？｣





そう言ってまた笑うと、ガチャッという音ともに声が聞こえ、足音が近づいてきた



そして、見慣れた姿が2つ





｢兄ちゃん、ただい……は？｣

｢邪魔だ、二郎！
そこで止まるな……って、え？｣

｢お、お邪魔してます｣





私の姿を見た瞬間、表情が変わる2人



殴り倒してやろうか





｢お、ちょうどよかった
なんか話があるらしいんだ｣

｢依頼ですか？｣

｢ううん、そうじゃなくて……｣





さっきの顔の件は置いといて、奴と決着をつけることができたことを1から全て話した


3人は静かに聞いてくれて、私が話し終えるとホッとした表情を浮かべた

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