佰捌拾捌幕 二条城警護 ページ28
千鶴「伝令です。交代の刻限は・・・」
二条城城内を三人でまわる。
今頃近藤さんは挨拶でもしているころだろう。
人気がなくなるところへ入った。
ゾクッ・・・
嫌な気配。
また来たんですか?
石垣の上にある見たくもない鬼の姿。
ったく、手紙出せっていったろ!←
気配に気がついた薫や千鶴も刀へと手が向かってる。
千鶴「貴方達は・・・。」
風間「これはまた、よくそろっていたものだな。」
トッと三人が下に下りてくる。
千鶴「な、なんでここに?!どうやって・・・?」
そうか、鬼のこと知らないもんね。
それならこのまま、知らないままでいて欲しい。
鬼のことを知ったら綱道の研究に気がつくのも時間の問題だ。
そうすれば千鶴が悲しむ・・・。
不知火「あ?俺ら鬼の一族には人の作る障害なんざ意味をなさねぇんだよ。」
そうですね。
でも、余計なこと言わないで欲しかったな。
天霧「私達がここに来たのは君たちを探していたからです。
雪村千鶴、南雲薫、月影A様。」
天霧、てめぇ、手紙だすっつってたろ!←
それから様付けとか辞めろ!
千鶴「鬼・・・?!からかってるんですか!それにどうして私たちの名前を!」
風間「本気で言っているのか?我が同胞が。」
千鶴「同胞!?」
A「それ以上は言わないでいただきたいです。」
スッと千鶴と風間の間にAが立った。
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朧 龍 - 80000hitいきました、ありがとうございます! (2021年1月19日 4時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 70000hitいきました、ありがとうございます! (2019年3月8日 23時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 60000hitいきました、ありがとうございます! (2017年11月3日 14時) (レス) id: 23676ca79d (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 50000hitいきました、ありがとうございます! (2016年1月10日 16時) (レス) id: a53078d977 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 華奈さん» そのイメージで書かせていただきました。そう思ってくださったのなら嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2016年1月10日 16時) (レス) id: a53078d977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍 | 作成日時:2014年6月15日 17時