佰漆拾弐幕 女神 ページ12
着替え終わった。
髪はいつもと違ってかんざしを挿している。
二人は・・・まだ外にいるや。
A「すみません、遅くなりました。」
静かに障子を開けて外へ出る。
総・平「!!・・・・・//////////////」
ああ、また固まってる。
A「すみませんね、こんな格好で。今、着る事のできる物がこれしかないので。
今日にでも買いに行きますから。」
平助「あ、・・・・・ああ。///////」
総司「/////じゃあ、行こっか。僕、土方さんに怒られたくないし。」
IN広間
平助「ごめんごめん、遅くなった。」
永倉「たく!早くしろよ。俺の腹が鳴り続けてんだからな!」
原田「・・・いや、暴露しなくてもよかったと思うぞ?」
千鶴「あの・・・月影さんの具合は・・・?」
幹部−総・平(それだっ!!)
A「すみません、遅くなりました。」
声のした方を見た全員が絶句した。
光り輝くような女神がそこに立っていた。
もちろん、実際にはそうではない。
ごく若い女性だが桁外れに美しい。
華やかでもあり、妖艶でもあり、また、儚げ、おぼろげでもある。
美しいだけではなく、張り詰めたような緊張感さえ共に持ち合わせていた。
そうさせているのは煌めく紫の瞳だ。
そこには何人にも屈しない魂がある。
そしてそれこそが美しさを引き立てていたのだ。
さらりとした濃紺の髪が絶妙に顔にかかる。
誰一人として動くことができなかったその時。
彼女が静かに動き始めた。
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朧 龍 - 80000hitいきました、ありがとうございます! (2021年1月19日 4時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 70000hitいきました、ありがとうございます! (2019年3月8日 23時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 60000hitいきました、ありがとうございます! (2017年11月3日 14時) (レス) id: 23676ca79d (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 50000hitいきました、ありがとうございます! (2016年1月10日 16時) (レス) id: a53078d977 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 華奈さん» そのイメージで書かせていただきました。そう思ってくださったのなら嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2016年1月10日 16時) (レス) id: a53078d977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍 | 作成日時:2014年6月15日 17時