検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:85,216 hit

佰漆拾弐幕   女神 ページ12

着替え終わった。


髪はいつもと違ってかんざしを挿している。


二人は・・・まだ外にいるや。


A「すみません、遅くなりました。」


静かに障子を開けて外へ出る。


総・平「!!・・・・・//////////////」


ああ、また固まってる。


A「すみませんね、こんな格好で。今、着る事のできる物がこれしかないので。

  今日にでも買いに行きますから。」


平助「あ、・・・・・ああ。///////」


総司「/////じゃあ、行こっか。僕、土方さんに怒られたくないし。」









IN広間


平助「ごめんごめん、遅くなった。」


永倉「たく!早くしろよ。俺の腹が鳴り続けてんだからな!」


原田「・・・いや、暴露しなくてもよかったと思うぞ?」


千鶴「あの・・・月影さんの具合は・・・?」


幹部−総・平(それだっ!!)


A「すみません、遅くなりました。」


声のした方を見た全員が絶句した。


光り輝くような女神がそこに立っていた。


もちろん、実際にはそうではない。


ごく若い女性だが桁外れに美しい。


華やかでもあり、妖艶でもあり、また、儚げ、おぼろげでもある。


美しいだけではなく、張り詰めたような緊張感さえ共に持ち合わせていた。


そうさせているのは煌めく紫の瞳だ。


そこには何人にも屈しない魂がある。


そしてそれこそが美しさを引き立てていたのだ。


さらりとした濃紺の髪が絶妙に顔にかかる。


誰一人として動くことができなかったその時。


彼女が静かに動き始めた。

佰漆拾参幕   とりあえず→←佰漆拾壱幕   着物



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
111人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 長編   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

朧 龍 - 80000hitいきました、ありがとうございます! (2021年1月19日 4時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 70000hitいきました、ありがとうございます! (2019年3月8日 23時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 60000hitいきました、ありがとうございます! (2017年11月3日 14時) (レス) id: 23676ca79d (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 50000hitいきました、ありがとうございます! (2016年1月10日 16時) (レス) id: a53078d977 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 華奈さん» そのイメージで書かせていただきました。そう思ってくださったのなら嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2016年1月10日 16時) (レス) id: a53078d977 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:朧  龍 | 作成日時:2014年6月15日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。