4:アカデミー仲間�� ページ6
朝方、兄は早くに家を出て任務へ向かった。
家の留守を頼まれた私だが、私も休みではない。忍見習いとして、アカデミーに行かなければなからない。
「ハッ…！急がなきゃ！」
いつまでもサスケを考えてぼーっとしてちゃ、だめだ。と、半ば慌てながら身支度を整え、アカデミーに向かって全力で走り出した。
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「これで授業を終わりだ。予習しとけよ」
「起立…礼」
挨拶をした途端、ガヤガヤと雑談が飛び交いはじめる教室内。私はこの空間が、大の苦手だった。だから、カバンを肩にかけてそそくさと教室を出＿＿＿＿
「A！」
「待てよー」
たかったのにィィ…！！！！
「………何」
「うわ、すごい顔…」
「不機嫌なんカ」
私を呼んだこの二人。
二人とも男の子で、何でか私によくちょっかいを出してくる。
名前は覚えたくないので覚えてない。
「要件は？急いでるの。30字にまとめて話して」
「せっかちだナ」
「はい。6文字使ったわね。あと24文字よ」
「えっと…今日いっしょに帰りませんか？おれたちと」
「はぁ…？」
腹の底から怪訝そうな声がもれる。
「嫌だ」とかぶりを振ろうとした瞬間、背後から誰かに、髪の毛をめちゃくちゃに掻き乱された。
「お前仲良いんだな〜！いいぞ！今のうちに班の中を深めとけ！」
「イ、イルカ先生…」
アカデミー内で、最も好きな先生故に、撫でられたことに照れて、頬が熱くなる。
「ですよね〜！、だからほらA、一緒に帰ろ」
「い…いや、私は…ッ」
「ン？嫌なのか？A」
イルカ先生がのぞき込んでくる。
恥ずかしさが勝り、顔がまたまた熱くなる。でもここで嫌だと答えれば、更に恥をかくだろう。
私は意を決して、口を開いた。
「一緒に……帰り、マス……」
「よし！それじゃ…ミヅキ、クサリ、Aをちゃんと家まで送り届けてやれよ」
「ういっす！」
「ハイ。」
＿＿＿＿嗚呼思い出した。
ミヅキ、クサリだ。やっと思い出した。
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深雪 - とっても面白いです!続きがすごく気になります!更新大変だとは思いますが、頑張ってください(≧▽≦) (2018年8月8日 14時) (
レス) id: 2f5af6b4dd (このIDを非表示/違反報告)
ねこメ - 更新停止中なのが勿体無いくらいとても面白いです！続きがすごく気になりました！お忙しいとは思いますが、更新されるのを楽しみに待っています！ (2018年8月4日 1時) (レス) id: 9bbab6553f (このIDを非表示/違反報告)
ZIN - 更新楽しみに待ってます！ (2018年2月6日 5時) (レス) id: af655f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - この小説大好き更新頑張って下さい！ (2018年1月4日 22時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 黒氷雨さん» 更新待ってました楽しみにしてます☆頑張ってください☆ (2018年1月4日 19時) (レス) id: d0e46f9e31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒氷雨 | 作成日時：2017年11月18日 20時
