2、及川さんと言う主将 ページ4
1年生と入れ違いのように入って来たのは残りの3年生の、花巻貴大先輩、松川一静先輩、及川徹先輩だった。
相変わらず及川先輩は花松コンビに弄られている。今日の弄りのネタはファンの子との話題だった。
「また女泣かせてたな、及川」
「違っ！！泣かせたんじゃなくて泣いちゃったの！」
「たいして変わらないだろ！」
それ、特に変わらないんじゃ……。なんて私も心の中で思いつつも口にはしない。
ふと目が合い、3人の会話を見ていた私に気付いた及川先輩はこちらに来ると、
「どう思う？！Aちゃんは！！女の子の意見が聞きたい！」
などとよく分からない質問に対しての意見を求められた。
女の子の意見って……。私としては花松コンビと変わらない意見なのだが。ここでそれを言うと逆に面倒臭いので取り敢えず、及川先輩が泣かしたのではなく、泣いてしまったと言う事にしておいた。
私の意見を聞くと、ほら！とドヤ顔をしながら花松コンビに自慢している。
別に自慢することでもないでしょ。
こんな子供っぽい先輩に呆れてしまう。
あれでよくこの部の主将が務まるなと時々思う時がある。だが、よく考えて見ればあの性格だからこそ務まっている部分もあるのだろう。
それに、及川先輩だったからこそ部が明るいのかも知れないな……。
まだ子供のようなやり取りをしている3人を見て小さく微笑んだ後、練習準備をするように呼びかけた。
.。*゜+.*.。☆゜+..。*゜+。.゜☆.。*゜+.*.。.
文才ございませんので可笑しいな所沢山ありますが…ご了承ください
良ければ評価、コメ、お気に入りお願いします
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：名も無き審神者 | 作成日時：2018年4月19日 17時
